きょうからハロウィンらしい。
こないだ「たこまん」という菓子屋に寄ったら子ども用クイズがあって、正解にはお菓子をくれるというものだった。
ハロウィンの起源は、①50年前 ②200年前 ③2000年前 という質問だ。あかりは、「おとうちゃん、どれが正しいと思う?」と聞かれ、「うーん、200年前かなぁ」と答えた。
正解は2000年前であった。そんなに古いのか。不正解だったが、お菓子はもらえた。
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ハロウィンの起源は、2000年以上前の古代ケルト人が行っていた「サウィン祭」。サウィンは「夏の終わり」を意味し、秋の収穫を祝うとともに、悪霊を追い払う宗教的な行事。
ハロウィンは、毎年10月31日に行われる。古代ケルトでは、11月1日が新年で、前夜の10月31日から秋の収穫物を祝う祭りが行われた。
この日には死後の世界とこの世との間にある扉が開き、先祖の霊が戻ってくると信じられていた。日本の秋祭りとお盆が合わさったようなものか。
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では、ハロウィンの仮装は、どういう意味か。
それは、悪霊から身を守るためという。ハロウィンには、先祖の霊と一緒に悪霊や魔女がやって来て、人間たちに災いをもたらしたり、いたずらをすると信じられていた。
そのため、身を守るために悪霊や魔女の格好をけたのが、仮装の始まりという。悪霊たちがその格好を見て驚いてげる、らしい。
ケルトの文化には、日本古来のアニミズムのような親しいものを感じる。
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キリスト教によって、抑圧され零落された神々たちが、精霊やら悪鬼として現れるというイメージだ。
ちなみに、古代ゲルマンの神々は長く埋没させられ、それが復活して噴出していったのが、ワーグナーの音楽であり、それによって驀進していったのがナチスではないかと思っている。
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さて、日本の秋祭りは、収穫祭だ。
かつて田んぼをやっていたとき、晩稲(おくて)だったので11月に収穫してい。ところが、地域の祭は10月下旬。地元の人から「収穫は祭りの前にやっておくものだ」と言われたことがあった。
11月23日には宮中で天皇陛下によって新嘗祭(にいなめさい)が行われる。
天皇がその年の収穫された新穀などを天神地祇(てんじんちぎ)に供えて感謝の奉告を行う。
収穫を感謝し、来るべき年の豊穣を祈る祭儀。新米を炊き、新酒の白酒(白米の酒)や黒酒(赤米や黒米の酒)を捧げ、神様と共にいただく。新嘗祭までは、新米を食べることを慎むのが習わしとされる。