過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

2023-01-01から1年間の記事一覧

焚き火めぐりの一日。春野人めぐりだった

焚き火めぐりの一日。春野人めぐりだった。 冬の山里は焚き火がいい。贅沢でありがたいことだ。 小橋邸でピザ焼き、三井邸で焚き火、そしてスープを頂いた。焚き火を楽しんでいたら、もう暗くなってきた、「もう帰ろう」と言うが、子どもたちは「まだ焚き火…

「ことわざ」を覚えるのが好きになってきた

あかりは、「ことわざ」を覚えるのが好きになってきた。 漫画で解説されていることわざ辞典をいつも読んでいる。 ので、会話によくことわざがでてくる。 「豚に真珠」「馬の耳に念仏」「石の上にも三年」「長いものにはまかれろ」「山椒は小粒でもぴりりと辛…

若くて頭の柔軟な時代、自分の好きなことを見つけて掘り下げていったら、たいそう楽しい人生ではなかったろうか

親が中学教師だったから、働くということは、「どこかに勤めること」と思っていた。 勤めるのが働くということだから、安定している会社、給料が高いところ、有名でカッコよくてスマートな会社がいいと思っていた。 学校でいい成績をとって、いい高校に行っ…

渋柿20キロを剥いた 新聞紙を素材にして漉いた紙

いただいた渋柿20キロを剥いた。いろいろと道具を工夫してみたが手、でピーラーで剥くのが一番はやかった。新聞紙を素材にして漉いた紙で、あかりがイラストを描いてみた。にじみとか凸凹があっていい感じになる。ちゃんとした和紙だともったいなくて使えな…

あかりの社会見学デーであった

──きょうは仕事で出かけるぞ。 「あかりもいく」 ──役所の仕事ぶりとか雰囲気、よく観察するんだよ。おもしろくないとおもうけど。 ▽ ということで、久々の〈まちなか〉へ。往復3時間。 税務署で市税納税の証明書、法務局で謄本取得。そして裁判所で競売物…

体育館で走り回るという集いをやってみたい

「太極拳のとき、体育館でおとうちゃんと思いきり走り回ったけど、あれは楽かったよ。こんどは、子どもたちが集まって、自由に走り回ったりしたいな」──うん、いいね。あんなにきれいな広い体育館は、気持ちがいいよね。走り回るだけでも楽しいね。鬼ごっこ…

楽しいは無敵

キーワードは「楽しいは無敵」。 そこに、はからいがない。マニピュレイト(操作する、巧みに扱う、操る、コントロールする)がない。 楽しいには、勢いがある。躍動がある。 だから、共振が起きる。人が自然が。自分自身が。 子どもはそれを、日々、体験し…

紙漉き体験

紙漉き体験。雁皮(がんぴ)を蒸して皮を剥く。そして、表皮をこそぎ落とす。これを叩いて繊維質にする。それからトロロアオイという糊の効果があるものを混ぜて紙を漉く。田中さんの家で行った二日間のワークショップに参加した。あかりなりに、仕事がたく…

暴力と暴言

# 体育館でおとうちゃんと思いきり走り回った 「きょう太極拳のとき、体育館でおとうちゃんと思いきり走り回ったけど、あれは楽かったよ。こんどは、子どもたちが集まって、自由に走り回ったりしたいな」 ──うん、いいね。走り回るだけでも楽しいね。鬼ごっ…

あかりと「3」について論じあった

# まとめるのは3つがいいんだよ 外風呂に入りながら、あかりには、ものごとをまとめる練習をさせている。 ──どうしていやなのか。3つにまとめよ。 ▽ 「うん。①いきたくないから。②いやだから。③そんな気分じゃないから」 ──それは、まとめにならないね。「ど…

あかりはね、将来は絵本作家とパン屋さんになりたいの。それと学歴なんか関係ない資格をいっぱいとるんだ。

毎日、一緒に外風呂(薪で焚く)に一日3〜4回入っている。でかけるときは、だいたい一緒。図書館に、友人の家に、ときに入管のような役所まで(ベトナムのお坊さんのビザ取得のため)。夜も一緒に寝ている。寝る前に並んでそれぞれの本を読む。昨日は、マ…

「学校に行かない」ことを選んだあかり

# 「学校に行かない」ことを選んだあかり。 一斉授業は時間のムダだから、ということで「学校に行かない」ことを選んだあかり。 それにしても、行くところはなく家にいる。どうしてもゴロゴロするし、親があれこれ面倒みなくちゃいけない。 週一のキックボク…

いま企画を練り上げ中

子どもの第三の居場所。遊びまくって学べる場所。自然の中でキャンプができる。清流で泳げる。存分に焚き火ができる。星空がきれい。家族で遊べる。仲間ができる。外国人も入れる。ちゃんと田んぼや畑もできる。合宿ができる。コンサートもできる。そんな場…

こんな過疎地にオープンしたマックスバリュ

こんな過疎地にオープンしたマックスバリュ。本日オープン。それまでは、移動スーパーとしてきてくれた。写真2枚目。それが、徒歩3分のところに新店舗ができたのだ。あかりは早起きして、一緒に朝の7時にでかけた。こういう場に接するのは、いろいろ学びが…

辞書を引かせる

あかりは、外風呂に一日4回くらい入っている。寒いからね、薪の風呂は心から温まるのがいい。 「おとうちゃん、いまお風呂入れるかなあ?」 ──さっき焚いたから大丈夫。でもね、薪で焚くと上が熱くても底は冷たいってことがある。ふたをとってね、こうやっ…

文章の書き方 失敗談がいい

「文章って、いつ、どこで、だれがとかって書けばいいんでしょう?」 ───うん、そうだけど。そんな文章、つまらない。 “私は朝早く起きて顔を洗いました。そして、朝ごはんを食べて学校に行きました。”そんなのは「言いたいこと」が書かれてないから、誰も読…

ゆっくり雨音を聴きながら、自分の心をたずねてみましたか

今日はゆっくり雨音を聴きながら、自分の心をたずねてみましたか。あなたがこの庵にご縁を頂いて、自然体の深い心を頂いて、いま、いろいろな活動のなかで頑張っているのを、ちゃんと後ろから見守っていますよ。みんなの心に、温かいものをむすんであげて下…

出会った瞬間言われたことが、生涯の公案に

出会った瞬間言われたことが、生涯の公案(枠を突破する教えとか問いかけ)になるようなことがある。 ▽ 天命庵(てんめいあん)で出会った「おやさま」(大徳寺昭輝さんが、天理教の開祖、中山みきをチャネル) 「あんさんはなあ、人をお助けする、そういう…

外国語の習得

語学について。 発音して楽しいというか、元気が出る外国語がいいな。 たとえば、サンスクリット語。発音しやすいし発音していると元気になる。意味も深淵で哲学的。それと比べるとパーリ語は、荘重さに欠けるかな。 日常で使うことはないけれど、インド哲学…

火を焚くときには、炎を眺めての瞑想

ドラム缶風呂から外風呂に。 いままでドラム缶風呂をあかりと火を焚いては沸かして入っていた。月の満ち欠け、星の瞬きを眺めては一緒に入ってた。 友だちが来たら、一緒に焚き火して遊んでいた。火遊びは限りなく楽しい。 サバなんか焼くと美味しい。 「不…

外国語力

英語はずっと得意だった。文法やリーディングは好きなほうだった。しかし、会話は難しい。だって、英語を使える機会がまったくないんだもの。 そして、英語は試験勉強に使うものとして学んでいて、コミュニケーションツールとしての意識はなかった。読解力を…

「池田大作氏の死と創価学会」のまとめ

「池田大作氏の死と創価学会」というタイトルのGoogleMeet。 参加者は2名だった。それと、あかりが乱入した程度。 広報しなかったこともあるけれど、いつも「いちりん楽座」は10〜50名位が参加するのだが、タイムリーな話題なのに、その程度の参加者。 参加…

この2年間のNPO法人と個人の実績を図版にしてみた

この2年間のNPO法人と個人の実績を図版にしてみた。いちりん楽座はたくさん過ぎて掲載できず。あれこれとやってきたことがわかるなぁ。まだ基軸は定まらずってところ。

外国人の活躍にはあちこちで出会う。かれらの働きぶり、ネットワーク、親切ぶり、即行動に起こす迅速さ。

# ベトナムのネットワークから「発電機を千葉から3台運びたい。大型免許持っているひと、しりませんか。クルマはあるので運転だけで2万円で」という。 ううむ。日本人ではなかなかいないし、その値段では動いてくれそうにない。 ▽ そうだ。ペルー人のパチ…

いちりん楽座「池田大作の死と創価学会」

いちりん楽座「池田大作の死と創価学会」11月26日(日)13時〜18時(12時半からオープン)GoogleMeethttps://meet.google.com/gdo-vywv-hjk参加ご自由、参加費無料、途中入退室自由上記URLをクリックするだけで参加できる。ついに創価学会のカリスマ、池田大…

山伏と生活仏教 語りあい

友人の田中利典さんとの語らい。まあ、二人のよもやま話になると思うけれども。参加者からどんどん突っ込んでくれたら、そこから話は展開していく。 11月30日(木)13時〜15時 12時半からは雑談と打ち合わせ。 GoogleMeet。URLは後日記載。 参加ご自由、途中…

いっそ海外に暮らしてしまうという道もある

日本で暮らすのは、やはりたいへんなこともある。暗いし、重たいし、窮屈。いっそ海外に暮らしてしまうという道もある。若かったらきっとそうしているなあ。 ▽ たとえば、いまベトナムって年収20万円くらいなんだよね。ということは、日本円が10倍になると…

外国人(ベトナム、タイ、ミャンマー、ペルー、インドネシア、インドなど)との交流も、すすめていきたい

一年前からベトナムのお寺と縁ができた。浜松動物園の近くにある「天恩寺」である。 ふいに訪ねたのがきっかけで、日本とベトナムの交流の集いを企画したり、中秋の名月の集い、ティク・ナット・ハンの弟子によるマインドフルネスのリトリートを、わがやで行…

無限をさまざまな譬喩で語ろうとする カルパ

インドでは、これでもかこれでもかと、無限をさまざまな譬喩で語ろうとする。 インドのありようが「幻」といわれるゆえんである。「幻」は明確ではないが、イメージは伝わる。ちなみに中国は「論」。論は、明確であるがイメージは伝わりにくい。日本は「絞」…

時間と空間、死後の世界、どこまでいったも不思議

「炎って不思議だよ。こうして炎が見えるだろ。これは一瞬として同じものじゃない。瞬間瞬間、ガス状態のものが発火して火となって天空に消えていく。で、ものごとはすべてこうして、瞬間瞬間、変化しているんだよ」 そんな話を、焚き火しながらあかりと話し…