過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

「池田大作氏の死と創価学会」のまとめ

池田大作氏の死と創価学会」というタイトルのGoogleMeet。

参加者は2名だった。それと、あかりが乱入した程度。

広報しなかったこともあるけれど、いつも「いちりん楽座」は10〜50名位が参加するのだが、タイムリーな話題なのに、その程度の参加者。

参加者数はともあれ、いろいろ深い話ができた。

以下ざっくりとまとめ。

創価学会は公称1,200万人ともいうが、会員の大多数は高齢化しており実働家は200万人程度ではないか。しかし、選挙になると500〜800万票を取る力がある。日本のあらゆる組織がグダグダになっている中、相対的に、かなりの結集力、ネットワーク力をもっている。いわばコンツェルンとかコングロマリット

②信仰活動というより、組織は集票マシーン。公明党に支援する組織の体をなしている。創価学会の理念である絶対平和主義に対して、公明党は右傾化して憲法改悪に走るだろう。しかし、創価の人たちは、本部の言いなり。会員には、本質を考える力がない。信仰に入ると、「そもそもこれでいいのか?」という疑問を発することができなくなる。

創価の力は、その絶対数と政権与党にいるということもあるが、各界に人材がいることだ。国家公務員、政治、司法、マスコミ、経済界、警察、教育などの人材の布陣は他の新興宗教を圧倒的に凌駕している。そして、何十兆円ともいわれる資産がある。カネは力だ。

創価の基礎は戸田城聖。戦前17もの会社を持ち、炭鉱や証券会社まで手中に収める大実業家であった。それが、戦争で灰燼に帰し、65億円ほどの借金を背負うが、返してしまう。それは創価の実業力。

⑤戸田は岸信介や古島一雄など日本のフィクサーと親しかった。またGHQの占領政策に乗り、あるい意味での共産主義の防波堤としての役割を果たし、その路線で勢力のばす。

創価はいたるところにリスクヘッジをかけている。戦後はGHQと岸など日本のフィクサーとのパイプ、中国とのパイプ:日中国交の立役者は創価と公明、アメリカの勢力、サイモンヴィヴィーゼンタールなどのユダヤ組織、ロシアとのパイプ、モデルナのアジア生産拠点をすすめるなどの医療利権。国交省大臣を何十年も務め、その利権はたいへんなもの。

池田大作が亡くなっても、すでに10年余に渡って会員の前に姿を見せておらず、もう死んでいて秘されていたのかもしれない。会員の間にさほどの動揺はない。池田が創価の求心力であることは間違いないが、これからは池田の神格化に教義が変えられ池田教になっていく可能性がある。あるいは、莫大な資産を持っている池田家が分離独立、それを背後から画策する人物もいることだろう。

⑧いずれにしても、人件費を払わなくても熱心に活動する会員と公明党の下支えがある。たいへんな勢力であり、日本の動向を左右する。

⑨日本自体がアメリカや国際金融資本、さらにはその背後からあやつる勢力の手中にあると思う。創価自体はきちんと言うことを聞き、まじめに動くというとても扱いやすい「手駒」になっているのではなかろうか。