過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

外国人の活躍にはあちこちで出会う。かれらの働きぶり、ネットワーク、親切ぶり、即行動に起こす迅速さ。

ベトナムのネットワークから「発電機を千葉から3台運びたい。大型免許持っているひと、しりませんか。クルマはあるので運転だけで2万円で」という。

ううむ。日本人ではなかなかいないし、その値段では動いてくれそうにない。

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そうだ。ペルー人のパチェコに聞いてみよう。「自分のユニック車を使ってこないた福島まで12万だったので、7万ならいいよ。でも、大型免許ないので無理だ」という回答。

このやりとりをやってみて、外国人の動きってすごいなと思う。

まが、ベトナムのお寺に巨大な外部発電機を3台も設置すること。10t車を持っていること。だいたいお寺を自分たちで土木工事から全てつくってしまったこと。お寺の集い(日本とベトナムの交流会)に100人くらいはあつまつたこと。

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そして、ペルー人は即座に「仕事したいよ」と言ってくれたこと。

かれには、これまでコンテナ10台を運んでもらい、施設のデッキの屋根づくり、別棟づくりなどいろいろ仕事をしてもらった。

鉄骨の解体、家の解体、引っ越しから、草刈り、廃車の処分、中古農機の斡旋、なんでもやってくれる。

仕事の意欲がすごいし、きちんとやってくれる。

こんど、中田島に家を買ったという。すごいな。

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こないだベトナム人僧侶を住職に迎えるために、入管事務所に行ってきた。

あかりは暇なので絵を描いていたら、それを眺めていたペルーの女性。わたしと話が会い、死んだ旦那のこと、家が競売になってしまったこと、新しく家を買ったことなど話してくれた。マチピチャのお守りも頂いた。カイロプラクティックをしているので、あかりの即彎もみてくれた。

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このようにして、外国人の活躍にはあちこちで出会う。かれらの働きぶり、ネットワーク、親切ぶり、即行動に起こす迅速さ。なかなかいまの日本人にはないなあと思う。