過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

外国人(ベトナム、タイ、ミャンマー、ペルー、インドネシア、インドなど)との交流も、すすめていきたい

一年前からベトナムのお寺と縁ができた。浜松動物園の近くにある「天恩寺」である。

ふいに訪ねたのがきっかけで、日本とベトナムの交流の集いを企画したり、中秋の名月の集い、ティク・ナット・ハンの弟子によるマインドフルネスのリトリートを、わがやで行ったりした。
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天恩寺は、浜松で働いているベトナム人がみんなで土木工事、大工仕事をして建てたお寺。ベトナムの方々の交流の要になっている。日々のお勤めに参加したこともある。ベトナム語は発音しづらいが(6つの声調がある)、なんとか読めないことはない。

なにしろみなさん、信仰心が中核にあり、穏やかでピースフル。おもてなししようというところが伝わる。むかしの日本もさぞやかくのごとし、という気がする。
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天恩寺にお坊さんに来てもらおうということで、檀家の代表の方から「手伝ってもらいたい」と依頼された。それで、一緒に出入国在留管理局に出かけた。

仏教の教師資格で来日するのはどういう意味かとか、旅費交通費や生活費はどうなるのかなど、日本語で説明書を書いたりした。

内容は、ベトナムの仏教会から派遣されることを証明するもの、その仏教会の所在地、沿革と概要。受け入れ側のお寺(天恩寺)の概要。建物、組織、規約、信徒数、教えなどを記載したものなど。

そうして、やっと一年のビザが下りた。5年間は難しかったようだが、次は5年間のビザ。

そして、正式に入国したら、晋山式(しんざんしき:住職就任式)を開催。その文書ももう作ってある。やがては、宗教法人を取得するところまでサポートさせてもらうつもり。
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こないだは、うちの栗林で栗拾いに10人くらいきてくれた。「今度、田んぼやるから一緒にやろうね」というと、「むかしから田んぼはやってきているので、みんなで手伝うよ」と。

子育てネットワークづくりもそうだが、外国人(ベトナム、タイ、ミャンマー、ペルー、インドネシア、インドなど)との交流も、すすめていきたい。