過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

ゆっくり雨音を聴きながら、自分の心をたずねてみましたか

今日はゆっくり雨音を聴きながら、自分の心をたずねてみましたか。
あなたがこの庵にご縁を頂いて、自然体の深い心を頂いて、いま、いろいろな活動のなかで頑張っているのを、ちゃんと後ろから見守っていますよ。
みんなの心に、温かいものをむすんであげて下さい。
今の人はとっても愛を求めています。とっても優しさを求めています。
優しさが、やはり、みんなの心に欠けているんですね。
だから、これからあなたが人にむすぶものは、優しさですね。いたわりですね。
温かい心、温かいことば、温かいものがたりをみんなにおつなぎしていく、──それがとても必要なことですよ。
あなたも、わたしから見たら子どものようなもの。
あなたに立派ないい仕事をしてもらって、嬉しい笑顔をいつも見せてもらうこと、それが喜びですよ。
あなたも静かに雨音を聴き、自分のなかにある優しさに問いかけながら、これから一つ一つ、読みものを作らせてもらうんですよ。
これからは、愛が課題です。
愛をテーマにすばらしいものを描かせてもらって下さい。そのことを、ちゃんと期待しておりますよ。
人に、分かりやすく伝えて下さい。
どんな人にも……。
難しい本を読んでいる人だけではなく、なんにも分からない人にも、
「いいねえ」と言われるような、すてきな読みものをおつなぎ下さいね。
きょうは、ご苦労さん。
  ▽
昨日、投稿した天命庵の記事に反響があったものだから、続編。
これはある雨が降り続ける日に天命庵でお話をいただけるのを待っていた日のことです。順番が回ってくると、おやさまは私の手をとってこのように話してくださいました。
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それから30年、「自分のなかにある優しさに問いかけながら、これから一つ一つ、読みものを作らせてもらうんですよ」とお言葉をいただきながら、ひとつもできていない。