過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

2019-11-18から1日間の記事一覧

おかあちゃんは、毎日、コマネズミのように働いています

あかりは、親のマネをして寝ながら本を読んでいる。「IT全史」と「本人訴訟」の本を取り出して、読み出した。もちろん内容などわかるはずもない。 頁をめくりながら、絵本のように物語をつむぎだす。 ──おかあちゃんは、毎日、コマネズミのように働いてい…

「最期の7日間」という朝日新聞の投書を巡って

「最期の7日間」という朝日新聞の投書を巡って、NHKの取材を受けた。まだ企画中ということだが。 この投書は、ぼくが「看とりとおくり」のカタリバの主催するときに資料として配らせてもらった。そのブログを見てNHKがアクセスしたわけだ。 そのとき…

上の好む所 下これよりも甚だし

「東京五輪・パラリンピックを招致した際の海外コンサル費9億円余りの支出を裏付ける会計書類が所在不明・行方不明」(毎日新聞)だとか。 とにかく不都合なことがあれば、「廃棄すればいい」という我が国のありよう。そして、その責任を取るという部署なり…

月日は百代の過客にして、行きかふ年も又旅人也

昨日は春野の産業祭だった。人との出会いが楽しい。出会って語りかけると、いろいろ人生の断面がドラマであらわれる。 鍛冶屋の片桐さん(83歳)。浜松でも唯一の鍛冶職人。地金づくり、研ぎから販売まで、ひとりでこなす。「14歳のときから鍛冶を始めたので…