過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

2019-01-01から1ヶ月間の記事一覧

「空き家解体作業」のスタートは、2/6の8時に変更

2/1に予定していた、「空き家解体作業」のスタートは、2/6の8時に変更になりました。 家主がはるばる神奈川からくるのですが、雪が降りそうなので、安全をみて延期にしました。 当日は、みんなで土地の霊に対しての感謝と安全祈願を祈念。みんなで祝詞(のり…

親と子のやりとりの物語は延々と続いていく

「みずー」と言ったら、はいはいと、水を持ってきてあげることはしないようにしている。 「あかりちゃんは、水がほしいです」というように、なるたけ文章にして語りかける。あかりは、言葉をちゃんとくりかえす。 ------------------ 一緒に風呂に入る時、い…

いちばんすごい修行は、ここという現実、いまという時。直面している課題、難問。

「極楽百年の修行は穢土(えど)の一日の功徳に及ばず」(日蓮:報恩抄) 逆境にある友人と語っていて、日蓮のこの言葉を思い出した。 修行の場が整ったゆうゆうとしたところ(極楽)で、修行したいと思うことがある。けれども、そうしたところで百年修行し…

「言葉と光」ということを日々、感じる

「光を、光をください」というのが、言葉で言えぬ私の魂の叫びでした。 私は近づく足音を感じました。母だと思って手を差し伸べました。誰かがその手を受け取り、私を抱き上げ、腕の中にきつく引き寄せました。 ……子育てしていると、「言葉と光」ということ…

タイミングがいいと、パズルがうまくはまるように、すっすっときまりだす

寒くて布団から、なかなか起き出せないが、春の胎動を感じる日々。もうすぐ節分だ。 いろいろと動き出すときには、動き出すものだ。どうしてかわからないが、近ごろ、こんな山里に、はるか遠方から人が訪ねてきてくれる。 きょうは、東京からの移住相談に来…

「ごめんなさい」を言えるなんてすごい、と思ったのだが

あかりは、日々、言葉が達者になる。「お風呂はいらなあい?」というと「お風呂入らなあい」と返してくる。 すこし変化球を投げてみる。「お風呂はいる人、いるう?」というと、「お風呂はいらないひと人、いるうー」と返してくる。おお、なんと、そういう言…

橋本治さんが亡くなった

橋本治さんが亡くなった。70歳とは若すぎる。ちょうど数日前から、この本(宗教なんかこわくないうん)をいつも寝る前に読んでいたのだった。 奥付見たら、1995年の発刊。オウムの事件の年に出したもの。体系づけて理路整然と書く人ではないけれど、その迅速…

「神社・寺・教会カフェ」のプレス・リリースを発行した

「神社・寺・教会カフェ」のプレス・リリースを発行した。市役所の広報広聴課に送れば、各マスコミに伝わる。 チラシを沢山まくとともに、マスコミが取り上げてくれると助かる。 マスコミは、「ニュースバリューあり」と思ってくれたら、掲載してくれること…

低収入でも安定して稼げる道があれば、山里暮らしは魅力的

山里の暮らしはたいへん。仕事がない、いろいろと不便。だが、低収入でも安定して稼げる道があれば、山里暮らしは魅力的ではある。 山里は高齢化が進む。出会うのはほとんどお年寄り。若い人を見かけない。高齢化が進むということは、見方を変えれば、デイサ…

「収益につながる山里の会議」を定期的に開催していきたい

山里がますます過疎化していく。人が住まない最大の理由は、仕事がない、働き口がないからだ。 空き家があれば、住むことはできる。でも、現金収入がなければ、暮らしていけない(預貯金の余裕があったり、年金がちゃんと入れば、暮らしやすいかもしれないが…

「自分の土俵で相撲を取る人」と、「相手の土俵で相撲を取る人」

対話していて、大きく分けて2つのタイプがある。 「自分の土俵で相撲を取る人」と、「相手の土俵で相撲を取る人」だ。 前者は、勢いがあって魅力的。だが、ときに押し付けと説教がましくなる。 後者は、勢いがあるわけでもなく、強い主張があるわけでもない…

インドネシア人の家族(4人)の家と食品加工所さがしのお手伝いをした

インドネシア人の家族(4人)の家と食品加工所さがしのお手伝いをした。山里を移動して、春野、森町、磐田の空き家、レストラン、地域でもてあましている施設などを、「山暮らし倶楽部」の杉山さんとともに案内する。 きっかけは、友人(沖縄に住んでいるか…

「管理人ということであれば、家賃はタダでもいい」という話になった

家を解体するのに、費用がかかる。なのでタダで差し上げる。いや、ノシをつけてもいいと投稿したが、ほとんど反響もなかった。ということて、2月1日から、解体の運びとなった。テレビ局がブログを見て、その解体の様子を取材したいという。それで放映される…

法輪功を教えてきてくださった

心身の健康に「法輪功」(ファルンゴン)がよさそうだとひらめいた。じつは10年前に、聖心女子大の隣りにある女子修道院で、鈴木秀子先生とともに習ったことがあった。 あの動きは、いまの自分にはいいと思い、正月から「法輪功」を学びだした。瞑想にも繋が…

インドネシア人の家族を案内、そして中国人から法輪功を

こんな山里に暮らしていても、動きは国際的な流れが起きている。一昨日は、インドネシア人の家族4人を山里の空き家と食品加工所を案内した。ハラールに関わる食品を製造することに。きょうは、中国人の方が、藤枝からバイクで2時間余もかけて来られて、「…

ZOOMを3日間、試す。異質で多彩な人同士の出会いが起きていく。

ZOOMを3日間、試してみたが、とても使い勝手がいい。猟師、チベット体操インストラクター、ドローンによる地質調査の方、知的障害者施設長、縄文と超古代史研究家など、日々、多彩だ。 昨夜は、看護師のOさん(浜松市内)と、インドネシア友人Dさん(沖縄…

「一括検索」の一覧表示が最強なツールとなる

パソコンの主要機能のうち、最強なものの一つは「一括検索」である。テキストをエディター(ぼくはJeditを使う)に入れておけば、瞬時に検索してくれる。一つひとつ検索を見ていくよりも、画面のように「一覧」で示すのが便利だ。 これは、ブッダの最古層の…

昨日からZOOMで全国の友人と雑談会

こんな山奥に暮らしても、家にいながら、全国、全世界と交流ができる。テレビ会議だ。山奥から出向かなくても、会議ができる。 いま活用しようとしているのは、会議というよりも、生き方雑談会だ。うまくいけば、1日1〜2時間の雑談会(20時〜22時くらい)…

「第4回神社・寺・教会カフェ」のホームページを立ち上げた

「第4回神社・寺・教会カフェ」のホームページを立ち上げた。こちらをクリックすれば、パンフレットのダウンロードできます。 http://raksha.jp.net/jinja-tera-cafe/

ハラールのための加工所と住まいを探している

インドネシアの親友から、相談があった。住まい兼食品加工場を山里に探したいという。 ハラール(حلال)のための食品加工場だ。ハラールとは、イスラム法上で食べることが許されている食材や料理を指す。食品だけでなく、行動にも関わるという。 食について…

空き家の解体工事の式典を

空き家の解体工事を、地域のみんな、隣家などでおこなうということになり、その段取りをしている。2月1日にスタートに当たり、家主も遠方からやってくる。 「じゃあ、建物解体の無事をみんなで祈念しましょう」ということになった。 しかし、神主などよぶの…

事業の立ち上げはできても、継続が難しい

理想をいだいて多額の投資をして設立した事業が、うまくいかなくなる。いちばんのネックは、立ち上げた本人が、難病にかかって動けないこと。医者からは、もう治らないと言われたという。 事業を継承した人も、かなり重荷となってつらそう。「継続は難しい、…

「第4回神社・寺・教会カフェ」のパンフレット送付の段取り

「第4回神社・寺・教会カフェ」のパンフレット送付の段取りをしている。本来なら年末に完了している予定であったが、印刷手配と発送の作業が、一ヶ月伸びてしまった。 妻と作業しているが、あかりが「ぬいぐるみあそびしてー」とやってくると、中断。なかな…

のをあある とをあある やわあ

のをあある とをあある やわあ 「犬は病んでゐるの? お母あさん。」「いいえ子供犬は飢ゑてゐるのです。」 萩原朔太郎の詩「遺傳」の一説だ。詩集「青猫」に収められたもの。 うちの甲斐犬のランは、こんなふうにして1日3回、歌うように吠える。 白井鐵造…

全盲の稲葉涼さんの演奏

全盲の稲葉涼さんの演奏だ。バッハのパルティータ第2番ニ短調。彼は音楽家の家庭に生まれたのでもなく、正式に先生についたわけでもない。祖父が、おもちゃとして彼にヴァイオリンを与えたことがきっかけ。そして、ほとんど独学で修練してきたという。しかし…

「はてなブログ」に移管中

「はてなダイアリー」に、ブログを書き出したのが、9年前。「600字の文章を書く」という自らの課題で書き初めたのだった。 日々投稿してきた。これまで文字数にして209万字、原稿用紙にして6,000枚程度になる。 その「はてなダイアリー」が今月で停止という…

合掌瞑想のすすめ

合掌瞑想のすすめ。合掌して丹田に気を集めて、息を吐くという呼吸・集中法を試している。両掌を強く押せば、アイソメタリック(動きを伴わない筋収縮運動)にもなる。合掌して瞑目。しかし、無念無想とはいかない。合掌して、先祖を供養し感謝する。亡き両…

家の解体スタートに向けて

空き家ばかりの山里。壊すという仕事がこれから、次々とでてくると思う。壊すのに費用がかかる。住んでもらえば、ノシをつけて家をタダで差し上げる。そう言っても、ほしいという人は現れなかった。結局、解体することになった。家主、隣家のご夫婦、地元の…

ブルーベリーの剪定

ブルーベリーの剪定に入る。山奥の斜面に100本あるのだ。ご近所のおじさんに挨拶に行くと、剪定ばさみを貸してくれた。眼の前でしっかり研いでくれた。ぼくは剪定の知識は、ほとんどない。考え方としては、密集した枝は切る。古くなった枝は切る。高い枝は切…

カルト→カルト→カルチャー→権威と形骸→原点回帰

オカルト→カルト→カルチャー→権威と形骸→原点回帰→オカルト→カルト→弾圧→消滅あるいは、カルチャーに伸展→権威と形骸→原点回帰……の繰り返し。ある人に突然、神秘体験が起きる。神の声を聞いたとか、天啓を受けたとか、霊的体験をしたとか、いわばオカルト現…