過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

全盲の稲葉涼さんの演奏

全盲の稲葉涼さんの演奏だ。バッハのパルティータ第2番ニ短調。彼は音楽家の家庭に生まれたのでもなく、正式に先生についたわけでもない。祖父が、おもちゃとして彼にヴァイオリンを与えたことがきっかけ。そして、ほとんど独学で修練してきたという。しかし、ここまでの腕前とは驚いた。
 
彼は、毎年、春野にきてくれている。楽舎は、毎年、名古屋から障害者40名余を受け入れて、春野や引佐で森林体験のお世話をしている。この障害者のメンバーの中に、この稲葉さんがいた。
 
1年目は、春野の楽舎の田んぼで稲刈り脱穀。餅つき体験。おおむらたくみさんのパペットとコンサート。2年目は、マンダラアート(みんなで描いたものをマンダラのようにつなげていく)と念力スプーン曲げ(8割くらいの人が曲げられた。さすが前田さんの指導力)。3年目は、マンダラアートと野外炊飯でカレー作り。
 
彼からは、その時、基本となる443Hertzの音叉を預かった。倍音のことなど、すこし探求したい。音叉はいろいろとヒーリングにも使えそうだ。そのうち浜松で、彼のコンサートを企画してみたいと思った。

 

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