過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

2023-05-01から1ヶ月間の記事一覧

キックボクシングの教室。おとうちゃんは、あかりがレッスンを受けている間は、みっちりとひとりヨーガ。

体育館は広い。子どもはかならず走り出す。直線にして30メートル。あかりもダッシュしてた。──手をふるんだ。思い切り。そしたら、自然と足も出てくる。手をふるんだ。あかりは、幼稚園の頃はまっすぐに走れなかったなあ。年少の時、ヨーイドンのかけっこ、…

妻も、ゴホゴホと咳をしていた

おとうちゃんが、風邪で弱って寝ていると、あかりがドサッと上から覆いかぶさってくる。──うわっ。おとうちゃんは、病人なんだ。そのうち、死んでしまうかもしれないんだからね。 「いつも、そんなことばっかり言って。いまはちゃんと生きているんだから、先…

探求は尽きない 「問い」が自分を引っ張ってゆく。

関係性と好奇心で生き延びていく。探求は尽きない。 「答え」じゃない。「問い」が自分を引っ張ってゆく。「答え」は閉じてしまう。「問い」は道を開いていく。 学び続けること。探求し、学び続け人こそが教えられる。答えに固執している人が教えると躍動が…

「ラノベ」の世界 知らないことすら知らなかった

作曲家の友人と話していて、へぇぇぇぇと驚いたこと。彼は、10代の若者たちを対象にサイコドラマや音楽を通してのワークショップも行っている。で、若者たちが使う言葉がすごいという。たとえば、 統(す)べる。屠(ほふ)る。 こんな言葉は、普通の人は使…

「ねえ、おとうちゃん。どうしていつも文章を書いているの?」

「ねえ、おとうちゃん。どうしていつも文章を書いているの?」──それはね。文章を書くのがおとうちゃん仕事なんだね。それを本にして本が売れれば、お金になる。だから書く。それとね、文章を書くと頭が整理されるんだね。それって、おとうちゃんは大好きな…

疑問をもつことが大切。かんたんに答えをつかまないほうがいい。

「おとうちゃん、きょうもZOOMやるの?」──きょうはやんないよ。仕事してる。 「ZOOMっていつも昼なの?どうして?」──それは、あかりを寝かしつけるのが夜の8時でしょう。その前に夕食もあるし、だから昼間にやるんだね。むかしは、夜にやっていたんだよ。…

ZOOM楽座 5月13日(土)14時〜17時 カタリバ「これから起きる最悪のストーリー さあ、どうする」

ZOOM楽座5月13日(土)14時〜17時カタリバ「これから起きる最悪のストーリーさあ、どうする」参加したい人は下記クリックhttps://us06web.zoom.us/j/4568526263参加ご自由。無料。顔出し・匿名 ご自由。途中入退室 オッケー。※ちなみに、明後日は(5/12)は…

宗教法人優遇の税制と創価学会と公明党について

宗教法人優遇の税制と創価学会と公明党について ①宗教活動には課税されない。拝観料、お布施、お墓の永代使用料などは無税。 ②収益事業についてのみ、例外的に納税の義務を負うが、普通法人よりも低い法人税率。 ③土地建物にかかる固定資産税も無税。土地の…

まだ懸垂、5回くらいはいけそうだよ

「おとうちゃん、みてて」 ──なあに。ごはん食べたあとだから、動きたくない。 「だめ、みてくれないと」──はいよ。わかったよ。 あかりは、ぶらさがり健康派にぶらさがって懸垂に挑戦。うーーん、まだまだだなあ。でも、近いうちに必ず3回くらいはできるよ…

ZOOM楽座「山伏問答 ちょっとずつ幸せになる方法」 5月12日(金)14時〜16時 

ZOOM楽座「山伏問答 ちょっとずつ幸せになる方法」5月12日(金)14時〜16時 ゲスト:田中利典(山伏/金峯山寺長臈/種智院大学客員教授) 暮らしの中で「ちょっとずつ幸せになる方法」について語り合う。まあ、「ちょっとずつ」でいいんですね。そんな話を…

浄土真宗のお坊さんとの対話⑧親鸞の血統主義

浄土真宗のお坊さんとの対話⑧ ──新領解文には「これもひとえに宗祖親鸞聖人と法灯を伝承された歴代宗主の尊いお導きによるものです」とあります。ここが引っかかるところです。宗祖親鸞聖人の尊いお導きによるというのは、浄土真宗としては当然でしょうが、…

ZOOM楽座「歌でよりそう ふるさとの暮らし」 5月8日(月)14時〜16時

ZOOM楽座「歌でよりそう ふるさとの暮らし」5月8日(月)14時〜16時 ゲスト:うめたちあき(シンガーソングライター) お会いするたびに、柔和で清々しい気にあふれている、つつみこまれる。なにしろ、語りと歌を聞いていると、まったく疲れない。すこーんと…

浄土真宗のお坊さんとの対話⑦ 二種深心

浄土真宗のお坊さんとの対話⑦ ──さて本題、「新領解文」が親鸞の教えと逸脱しているかどうかについて、お聞きしたいのですが。 「はい」 ──たとえば、親鸞の教えの根幹には、「弥陀の誓願不思議にたすけられまいらせて、往生をばとぐるなりと信じて念仏もう…

浄土真宗のお坊さんとの対話⑥西本願寺は『宗本分離』

浄土真宗のお坊さんとの対話⑥ 「西本願寺(浄土真宗本願寺派、以下、西本願寺という)の門主は、天皇陛下みたいなもので、門徒にしてみたら天皇陛下よりもありがたい。いわば生き神様です。それが、現場まで下りてきて、ひとりひとりに声をかける。団体参拝…

こんど「道元を語る」をテーマに本作りのための打ち合わせ。

テーラワーダ仏教のスマナサーラ長老とZOOMで打ち合わせ。 こんど「道元を語る」をテーマに本作り。6月に取材させていただいて、原稿作りに入る。 ▽──長老、おひさしぶりです。また、本を作らせてもらいますのでよろしくお願いします。 「はい。池谷さんの手…

「はるの冒険遊び場」。あかりは火・木の10時〜17時まで遊ばせてもらっている

西田夫妻の主催している「はるの冒険遊び場」。あかりは火・木の10時〜17時まで遊ばせてもらっている。まことにありがたいことだ。その間、おとうちゃんは仕事できる。沢から水が引けるようになった。ニワトリが森のなかに行ったので「きっと卵を産んだたん…

毛沢東が指導した下方運動 かれらが留学して女医になり工学博士となる

中国人の劉さんが来訪。きけば、国費留学で来日、なんと東京工大でシステム工学で博士号も取っている。来日してもう38年になる。 彼は、毛沢東が指導した、下放運動(上山下郷運動:じょうさんかきょううんどう)を体験している。 ▽下方運動は文化大革命期の…

ZOOM楽座「死の世界」を語る 5月6日(土)14時〜16時 

ZOOM楽座「死の世界」を語る5月6日(土)14時〜16時 どういう死に方がいいか。どういうおくり方、おくられ方がいいか。そもそも、死んでおしまいなのか。死後の世界ってあるのか。浄土は?あの世は?死後の世界があるというのは、転生があるのか。輪廻がある…

ZOOM楽座「創価力」 5月5日(金)14時〜16時

ZOOM楽座「創価力」5月5日(金)14時〜16時 遅くとも20時まではつづけます。「創価力」の構造を見てみよう。いったいなぜ、それだけの拡大をしたのか。その組織力の強さはどこにあるのか。その体制はどうなっているのか。何が問題ないのか。そのあたりを、論…

仏教の源泉であるインドの哲学、死生観、ものの考え方も紹介するって本

インド人女性との対話① 彼女は、日本人の男性に嫁いで来日した。東インドのベンガル州出身。バラモンの家系に生まれた。ベンガル語、ヒンディー語、英語、日本語が流暢である。インドでは、学生時代、外国人の旅行者の通訳をしていた。 ──どんなグループの通…

いま「浜松まつり」がはじまっている。初子の家が負担する。その額も100万円を超える

いま「浜松まつり」がはじまっている。まあ、「フェスティバル」かな。参加者は3日間で100万人を超える 初子の長男が生まれると、無事に育つように凧を上げて祝うというのが祭りの起源らしいが、そんなに古いものではない。おそらく戦後かなあ。 ▽まつりには…

山伏との対話 暮らしの中の修験道

山伏との対話。 ──ひさしぶり。体調悪いって聞いてて。 「そうなんだよ。昨年、不整脈の手術して、それでおとなしくしていたら筋力が衰えて、坐骨神経痛になってね。とほほ」 ──それは痛くてかなわんねえ。お勤めもつらくなる。 「とにかく、老いとつきあっ…

またドクターヘリだ

ばたばたばたばた、またドクターヘリだ。うちのすぐそばはスポーツ広場で、そこにヘリがよく下りてくる。毎週くらい、飛来するようになった。そして、救急車の音。 「おとうちゃん、ドクターヘリはもう珍しくないね。救急車の音にしても、昔はめずらしかった…

「すごい90代」がここにきて少しずつ話題になってきつつあり。

昨年の10月に出版した「すごい90代」(池谷 啓著:すばる舎発刊)が増刷されないので、これでおしまいかなあと思いつつ。いやでも、ここにきて少しずつ話題になってきつつあり。NHKの放映を見て、学生時代の先輩から10冊注文があったり。これまで、婦人公…

ZOOM楽座 ヘルパー(訪問介護)のドタバタ日記 5月4日 18時〜20時

ZOOM楽座ヘルパー(訪問介護)のドタバタ日記5月4日 18時〜20時講師:たまりさん 本人曰く。ヘルパーや介護っていうと、障がい者、認知症などの高齢者の介護、身の回りの世話をすることが仕事となる。イメージとしては、仕事がハード。稼ぎは良くない…

村上光照さんの思い出 お経の読み方

村上光照さんの思い出を少しずつ書いていく。光照さんがお経を読んでいる場に居あわせたことがある。まず、お経の言葉で場を浄める。さまざまな霊(神々、諸天)に対してすごいエネルギーで供養の言葉をささげていた。言葉の内容は覚えてないが、その響きが…