過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

2020-03-01から1ヶ月間の記事一覧

新聞紙を原料とした手漉きの紙

施設は休みで、たまっていた事務処理しようと思ったが、妻が研修に出かけて不在。しかも、保育ママさんとの連携がわるくて、預けられず。仕方がないので、あかりと遊びの一日となった。 ------------------ ──お父ちゃんとしては、あかりちゃんがひとりあそ…

人生は常に未完。未完をもって「完」とする

志村けんが亡くなった。人工心肺という時点で、もうのぞみはないと思っていたが……。 そうして、これは他人事ではない。自分に起きる現実だ。志村けんのような大金持ちは、人工心肺、集中治療室がつかえるが、わたしなどは人工呼吸器も人工心肺も使えることは…

「正体」「ことわる」「のせいだ」と使うようになってきた

語彙量が増えてきたあかり。 朝起こされた時、怒って泣いていた。 「うわーん。せっかくいい夢を見ていたのにぃ。夢に出てきた人の正体がわからなくなっちゃったじゃん!」。 「正体」という言葉を使うようになったか。 ---------------------- 「お父ちゃん…

ZOOMによるもっと会議室を毎日、試みている

コロナウィルス時代、なにより「ネットワーク力」がたいせつ。 分かち合う友、語り合う友、現場の情報交換の友がいると、ありがたい。励まされる、いろいろな生き方、さまざまな現実を知る機会となる。 参加した人が互いに交流することで、すこしずつネット…

「死ぬに死ねない」という現実

「死ぬに死ねない」という現実。コロナウィルス(COVID-19)によって死亡した場合のリスクと最悪シナリオ。 感染して肺炎にかかるのは怖い。医療が対応できず、死んでいくのは怖い。死んだとして、わが遺体が怖がられる。 ①死因:ウィルスに感染して亡くなっ…

「ZOOM楽座(らくざ)」という名前(仮)にした。

ZOOMのやりとりを日々行っている。とりあえず「ZOOM楽座(らくざ)」という名前(仮)にした。 テーマは毎回変わる。その都度、Facebookに投稿。毎回、ミーティングのURLは変わる(クリックするだけで参加できる)。 だいたい毎日、20時半〜23時に行うことに…

テーマ「死後の世界──死とはなにか」ZOOMで論じ合います

本日もZOOMでの会話を行います。 テーマ「死後の世界──死とはなにか」 霊的体験、宗教の教義、仏教の哲学、素朴な疑問、そうしたことをなんでも語りあいます。 ------------------- 日時:3月26日(木)21時〜23時:20時半から雑談開始(適当に) ネットツー…

暮らしに密着したやりとり、会話 花を見て回る

日常の暮らしの中にこそ、楽しみがある。施設の机の上は、いま花盛り。 デイサービスの機能の一つは、生活リハビリなので、暮らしに密着したやりとり、会話というのが大切と思う。 朝、利用者さんを迎えに行く時、その近くの家々の庭を見て回る。ゆっくりク…

「死ぬ」という現実=リアリティがつきつけられる時代

「死ぬ」という現実=リアリティがつきつけられる時代になってきた。 親しい人が死ぬ、家族が死ぬ、そして自分が死ぬ。 そして、いつそれが訪れるのかわからない。 -------------------- 経済が成り立たず、食べ物がない。食うや食わず。食べものを奪い合うよ…

ZOOM「臨死体験とゼロ葬を語る」

ZOOMで語り合い「臨死体験とゼロ葬を語る」 --------------------- 日時:3月25日(水)21時〜23時。 メディア:インターネット上でZOOMで行う。 URLは当日、20時20分にアップ。 参加ご自由、参加費など不要。 --------------------- 実際に臨死体験(心肺停…

コロナウィルス時代を迎えた暮らし方、生き方を考える ZOOMで

今夜(3/23)は、21時から開催。23時くらいまで。 「コロナウィルス時代を迎えた暮らし方、生き方を考える」 ───自給自足、食料の備蓄、仕事のあり方など そんなテーマで語り合います。下記をクリックすれば参加できます。無料。アプリのインストールも必要…

「テレコミュニケーション」の時代 ZOOMの活用

「テレコミュニケーション」の時代。遠く離れたところでも、コミュニケーションできる。そういう時代に入る。 「テレ」とは、遠く離れている、という意味。「テレワーク」だと、「遠く離れたところで働く(work)」。「テレビ」だと、「遠く離れたところで見…

オリンピック、ぜひ実現させよう

ここまで来たらオリンピック、ぜひ実現させよう。 そのオリンピックは、参加する国は2つか3つ。 まぁ、日本は主催国だから選手団はそこそこいるだろう。 そうすると、ほとんど日本が金メダル独占。不戦勝の連続かも。 巨大なスタジアム、豪華な選手村、パ…

「滅びを受け入れる」ということは知恵である

①ウィルスの感染はどんどん拡大していくだろう。パチンコ屋はそのまま営業しているし、相変わらず通勤ラッシュは続いている。保健所は検査を避けている。 検査を抑えて「感染者数」を増やさない方向できている。 ウィルスに感染して亡くなった人は、肺炎とし…

鉄人のような丈夫で元気な方がいる

「ネギいらんか」。 こういう時には、ぼくは遠慮しない。 「ほしいです」。 「そうか、あげるよ」 「ありがとうございます。施設で、湯がいて酢味噌でヌタにします」。 「そんなら、たくさんもっていけ」。 ということで、どっさりもらってきた。 利用者さん…

ガス配管を撤去すると予告してきた

日々いろいろなことがある。 昨年の12月から、デイサービスの事業をはじめた。旧法人から継承して、新法人として運営している。 デイの仕事には、送迎、食事の提供、入浴介助、機能訓練など様々な仕事がある。とりわけ人員の配置がとても大切である。 さまざ…

亡くなってからも大変

コロナウィルスについて、その都度、自分の頭の中の整理をしている。 ①医療機関はウィルスの陽性患者がでると怖い。外来閉鎖、往診も断られる。ついには、病院が閉鎖となってしまう。 みんな隠そうとするだろう。保健所は、なかなか検査をしてくれない。その…

じゃあ物語いくかぁ 神さまってね

あかりを保育ママのところに連れて行く。片道30分。車中で「しりとり」した。 しりとりは、単語の最後の言葉を頭にしていくのだが、あかりはときどき逆になる。「しりとり」の「り」だよ、というと「あかり」とこたえる。それはそれでおもしろいが、とても難…

手縫いのマスクづくり

デイサービスの活動として、利用者さんの日常生活が維持できることのサポートがある。とくに運動器具などを使わないで、暮らしそのもののなかで楽しみを見つけていただく。 きょうは、布でマスクづくり。手縫いだ。小さなメロンの皮むき。あとで漬物にする。…

最悪のシナリオの想定

①学校は休校にしてもパチンコ屋を閉鎖できない。パチンコ業界は、野党にも与党にも政治献金しているからだろう。 ②相変わらずの首都圏の通勤ラッシュは続いている。まったくの密閉空間。蔓延しないはずがない。 ③これだけ世界的なパンデミックが起きていると…

「ゆりかごの歌」と「はにわー」

春野町には保育園がない。それで、一般家庭で保育してくれる「保育ママ制度」がある。だが、春野町に保育ママは1〜2軒しかない。そのSさんのところに迎えに行く。 Sさんのお宅に着いて、ピンポーンと鳴らす。 あかりが、わーんと泣いて出てくる。「はやく…

「後の者が先になり、先の者が後になる」現実が

生き方のありようの見直しを迫られる。人は死ぬ。 家族が死ぬ。親しい人が死。この自分が死ぬ。そういう当たり前の真実が、リアリティとして迫ってくる。そういう現実になってきた。 死んだら死んだで、おしまい。そうなったら、それはそれで仕方がない。 だ…

「歎異抄」を味わいつつ読みすすめている

「仏さまがいるから、大丈夫。なんとかなる」という人もいる。しかし、ほんとに大丈夫なんだろうか。安心していいのだろうか。 ------------------ そもそも、仏さまっているのだろうか。 いたとしても、この自分を救ってくれるものなのだろうか。 救ってく…

石垣島から教えてきてもらった

日本の最南端・石垣島からはるばるこの山里まできくれた。 岩崎正春さんは、石垣島と彦根で治療院を営んでおられる。 Facebookでやりとりしたことがあるが、お会いしたのは初めてだ。 お泊りいただいて、二日間に渡って、利用者さん対象にワークショップをや…

やはり子どもは子ども同士が楽しい

「きょうは楽しかったー」と言っていた。やはり子どもは子ども同士が楽しい。そして、土いじり、木登り。一輪車にブロックやレンガを乗せて運んだり。スコップで穴を掘り出したり。やや危ないことが楽しい。 施設の前がこんな自然環境だから、ありがたい。子…

「それぞれのはからい」「それぞれのカルマ」

このパンデミックに対して、どうやって手を打つのがいいのか。 ①病院で検査してはいけない。「院内感染」が恐ろしい。医療崩壊につながる。 ②政府は、「検査キット」を安く迅速に配ること。 ③「ドライブスルー方式」で防御服を纏った検査官が検査する。戸外…

オウム真理教のことを、笑えない

友人とこんなことを語ったことがある。かれは言う。 オウム真理教のことを、笑えない。オウムの信徒は真面目に道場で修行していた。五体投地を毎日何千回とか、朝から夜中まで瞑想するとか、マントラを何万回か唱えるとか。それはそれは、ものすごい修行をま…

お父ちゃんから仕事がたくさんきて、たいへん

「お母ちゃん、お父ちゃんから仕事がたくさんきて、たいへん」 お父ちゃんが、お母ちゃんに仕事をやれと言っていると、あかりは思っているようだ。そのお父ちゃんは、いつものんきに歌を歌ったりして、遊んでいると思われている……。 ──おとうちゃんも、たく…

昭和歌謡もいいが、やはり唱歌と童謡がいい

デイではよく歌う。毎日、10曲から20曲くらい。ぼくの開放弦によるギター伴奏だけど。 昭和歌謡もいいが、やはり唱歌と童謡がいい。みんなが歌詞を知っている歌。次々と繰り出して歌うのもいいが、ひとつ歌っては、それにまつわる思い出などを語り合うのも楽…

医療崩壊の現実。160床もの大病院が閉鎖に追い込まれた

医療崩壊の現実。160床もの大病院が閉鎖に追い込まれた。 こうしたことから、他の病院としては、できるだけ検査はしたくない。陽性反応の患者は受け入れない、ということになる。 かくして、患者はたらい回しされる。処方すれば重篤にならずにすんだ軽症患者…