過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

お父ちゃんから仕事がたくさんきて、たいへん

「お母ちゃん、お父ちゃんから仕事がたくさんきて、たいへん」
お父ちゃんが、お母ちゃんに仕事をやれと言っていると、あかりは思っているようだ。そのお父ちゃんは、いつものんきに歌を歌ったりして、遊んでいると思われている……。
──おとうちゃんも、たくさん仕事しているの。お母ちゃんの仕事は、お父ちゃんにできないものがたくさんあるの。
「それなら、あかりちゃんも手伝う」
──まあ、うれしい。なにをやってもらおうかなあ。
「パソコンとか」(パソコンになにか打ち込むのが仕事と思っているみたい。)
あかりは、お母ちゃんにはもっともっと遊んでもらいたい、という思い。子どもは、なにしろお母ちゃんが大好き。
妻は、子育てと、NPO法人経理やらデイサービス事業の書類やら経理、システム作りを同時にやるというのは、たしかにたいへん、たいへん。