過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

「正体」「ことわる」「のせいだ」と使うようになってきた

語彙量が増えてきたあかり。
朝起こされた時、怒って泣いていた。
「うわーん。せっかくいい夢を見ていたのにぃ。夢に出てきた人の正体がわからなくなっちゃったじゃん!」。
「正体」という言葉を使うようになったか。
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「お父ちゃん、かくれんぼしよう」
──お父ちゃんは、いやだなー。ほかのことしようよ。猫太と猫次郎と猫三郎の絵をかいて、それを切って貼るとか。おもしろそうじゃないか。
そう言うとあかりは即座に
「ことわる!」。
「ことわる」といい切ったか。
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おもちゃを片付けていて、うまくいかない。
箱のなかに収まらず、ぐちゃぐちゃ。思い切り泣いてさけんでいた。
「お父ちゃんのせいだー」。
だいたい、うまくいかないと、「お父ちゃんのせいだー」と、こちらのせいにされる。
自分はまちがってない。ほんとはちゃんとできるのに、他人(とくにお父ちゃん)が邪魔してうまくいかないんだ。悪いのはお父ちゃんだ。うわーん、と。
「……のせいだ」は、よく使う。