過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

仏教

自分の信ずる神しか認めない、他は邪悪のものとして許さない。軽蔑し憎悪する。

イスラエルは、パレスチナの過激派組織「ハマス」による奇襲攻撃を受け宣戦布告した(2023年10月8日に)。イランはハマスのロケット弾をサポートした模様。 トルコも反イスラエルで、イラク北部での軍事作戦の継続を発表した。イスラエルの側に付くのは、ア…

親友たちの奇想天外・八艘飛び。ベトナムとネパール

親友たちの奇想天外・八艘飛び。ベトナムとネパール。ふたりとも、いいなあ。〈康ちゃん〉ベトナムに出かけて、いま寺院でマインドフルネスのリトリート中。ベトナムをふらっと訪ねた縁で、日本とベトナムの交流会を企画した。タン師(ティク・ナット・ハン…

八幡神と日蓮

八幡神の起源から神仏習合、そして日蓮の主張を俯瞰してみた。八幡神をめぐる考察。外来の神様、外来の仏様。そして、神仏一体、本地垂迹。仏法の守護神。源氏の守護神。そして、日蓮のとらえかた。▽八幡神は現在では日本一多く祀られており、全国に4万社以…

ベトナムのお寺でリトリート(平穏な心に気づく瞑想の集い)

康ちゃんが、ベトナムのお寺でリトリート(平穏な心に気づく瞑想の集い)を受けている。そのときの住職(法話:ニャチャン金山寺住職)のお話を、適当に池谷が超訳。 ▽ブッダの教えの基本は、息に集中していくことです。座る時、歩く時、食べる時。呼吸をよく…

ベトナムでのマインドフルネスのリトリート

花が咲くような呼吸瞑想の実践です。 私たちの心は、喜び、悲しみ、怒りなど、次々と移り変わっていくことがわかりますね。 仏教というものは、感覚を閉ざして、禁欲的で隔離された環境のなかで、何も感じないようになることだと思われていますね。そうでは…

ベトナムに一時帰国したあと、フランスのプラヴィレッジに帰る

先日、ベトナム僧のタン師がうちの施設でマインドフルネスのリトリートを指導してく 先日、ベトナム僧のタン師がうちの施設でマインドフルネスのリトリートを指導してくださった。タン師は、ティク・ナット・ハン師のもとで13年間、学んだ方である。 マイン…

天恩寺(ベトナム寺院)は、ベトナム人僧侶を新住職として迎えることになった。問題はビザだ。

天恩寺(ベトナム寺院)は、ベトナム人僧侶を新住職として迎えることになった。問題はビザだ。長期滞在(最長5年間)をビザ取得について、檀信徒が来訪した。 ▽事前に外務省やら出入国在留管理庁に問い合わせ、書類のことについて聞いてみた。いろいろとやや…

伝説の禅師。村上光照師の後編、書きました。

伝説の禅師。村上光照師の後編、書きました。https://online.samgha-shinsha.jp/contents/9e4532391ad4 ヨーロッパでの様子 シュプナル法純さんの機構 https://online.samgha-shinsha.jp/contents/a8b264aadcf6 Enter 栄作 https://online.samgha-shinsha.jp…

手作り葬、日常葬のひとつの見事な模範と思う。

手作り葬、日常葬のひとつの見事な模範と思う。親友の田康彦さんの奥様の葬儀だ。ちょうど、きょうで亡くなって4年。妻は50代後半から、若年性のアルツハイマーを発症。やがてデイサービスを利用。症状が重くなると、グループホームに移った。田中さんは、…

ベトナム寺院 宗教法人の設立に向けて

一年前、はじめてベトナム寺院を訪ねた。 これが縁で、日本人とベトナム人の交流会を企画した。 そして、ティク・ナット・ハン師の弟子のタン師のリトリートを行った。新住職の新任の案内を作成した。 で、これからやることは、宗教法人の設立だ。そのあたり…

ベトナム天恩寺 新住職 晋山のお知らせ

昨年ふと訪ねたベトナムの天恩寺。温かいもてなしをいただいて、それから一年。昨年ふと訪ねたベトナムの天恩寺。温かいもてなしをいただいて、それから一年。交流会とリトリート、さらには新住職新任に挨拶文までつくることになった。縁というものだなあ。9…

自給自足的ノーテンキな農的生活の松尾俊一さん

「自給自足的ノーテンキな農的生活」を40年近くされている松尾俊一さん。先日の、ベトナム僧タン師のリトリート(日常から離れた環境に身を置き、内面を見つめること)に参加してくれた。 リトリートでは、呼吸、歩く、食事、座る、お茶、寝るなど、日常の暮…

「死後のこと」「死後の転生」「無我」についての論及

「死後のこと」「死後の転生」「無我」についての論及。これは、スリランカの、ラーフラ長老の論文をもとに整理してみた。(『ブッダが説いたこと』ワールポラ・ラーフラ著 岩波文庫を参考にしている)しかし、まだよくわからない。 ①存在とは、肉体的、心的…

ベトナム僧のタン師を招いてリトリートから、歴史を振り返ってみる

9月9日、ベトナム僧のタン師を招いてマインドフルネスのリトリートを行った。平和で柔らかな波動の一日であった。 タン師は、日本語はそんなに巧みではないものの、その明るい、微笑みのありようは、しかと伝わってくる。 出家に至るいきさつをお聞きすると…

初期仏典に表されるブッダ

初期仏典に現れるブッダは神格的で超人的な存在ではない。大乗仏典になると、ブッダという存在は、空想的で神話的な存在となるが。 初期仏典は、人間ブッダという感じがする。その教えはシンプルでピースフルだ。 ダンマパダのこんな一節からも感じられる。 …

ひとつひとつやってみると、課題がみえてくる。ほんとうに何をしたいのかが。

昨日は、ベトナムの僧侶、タン師のマインドフルネスのリトリート。呼吸する、歩く、食べる、お茶をのむ、寝る、歌う。すべてにマインドフルであること。すなわち、気づいていること、内側から自分自身をよく観察していること、感じていること、瞬間瞬間にあ…

伝説の禅僧「村上光照老師」の原稿

伝説の禅僧「村上光照老師」の原稿を書かせてもらった。こちらに前編が掲載。サンガ新社より。「寺なし興道」と呼ばれた澤木興道老師に出会って出家された。師とおなじように一処不住、リュックひとつで全国を行脚した禅僧であった。https://online.samgha-s…

死とはなにか」についての本作りをしている。

「死とはなにか」についての本作りをしている。「死について」「死後についての」内容だ。 「死」について語ることは、「生とはなにか」について論ずることになる。「この日常の暮らしはどう生きたらいいのか」というところに、つなげていきたい。 ①「死」と…

マインドフルネスの一日のご案内 9月9日(土)10時〜16時

マインドフルネスの一日のご案内日時:9月9日(土曜日)10時〜16時。場所:天竜高校春野校舎(格技場)浜松市天竜区春野町堀之内284参加費:無料 ドネーションは受け付けます。申し込み:だいたいの人数は把握したいので、メッセンジャーかメール、ケータイ(ich…

子どもは国籍関係なし。自由に遊ぶ。

子どもは国籍関係なし。自由に遊ぶ。子どもたちが無邪気に遊んでいることがとてもPeaceful。子どもを介して言葉は通じなくても交流ができる。9/3ベトナムの天恩寺で、ベトナムと日本人の交流会。9/9はリトリートの予定。

食べる瞑想 タン師はフランのプラムビレッジで、13年間、ティク・ナット・ハン師に仕えた方

昨日のベトナムと日本の交流会。ベトナム寺院の天恩寺で開催。これは食べる瞑想についての説明です。 説明しているタン師はフランのプラムビレッジで、13年間、ティク・ナット・ハン師に仕えた方です。 つねに微笑みを絶やさずピースフルです。 今月末、ベト…

死についての詰み将棋

「おとうちゃん、将棋やろうよ」あかりが言うので、毎日将棋をさしている。 いまはまだ、ほとんど数分で勝ってしまうレベルなんだけど、これから詰将棋を一緒にやっていこうというところ。 さいわいYouTubeにたくさん教材があるので、それを見ながら、ひとつ…

死についての詰み将棋

「おとうちゃん、将棋やろうよ」あかりが言うので、毎日将棋をさしている。 いまはまだ、ほとんど数分で勝ってしまうレベルなんだけど、これから詰将棋を一緒にやっていこうというところ。 さいわいYouTubeにたくさん教材があるので、それを見ながら、ひとつ…

ベトナム仏教について

ベトナム「Chùa Việt Nam (チュア・ベトナム、ベトナム語でベトナム寺の意)」のお寺で縁があった感じたのは、次の点。①**ベトナムの人たちの寄り合いの場**となっていること。サンガの機能を果たしている。サンガとはも、ともに学びああ場という意味だ。②…

工夫は続くよ。秋には出版の予定なんだけど。

本は売れない。書店も潰れていく。なので出版社は慎重だ。全国書店に出荷できたとしても、すぐに返品となって戻ってくる。倉庫保管料もたいへんな費用。廃刊にしても断裁して処理するのもカネがかかる。月刊誌も週刊誌も休刊(廃刊)が続く。ということで、…

いま本は、3冊、制作中。いつも綱渡り。先のことは見えない。

仕事は執筆と編集。企画から原稿、印刷製本、そして流通までやる。といっても、そもそも編集の基礎があって始めた仕事じゃあない。会社(カセットテープとビデオテープを製造する最大手)を辞めたのが36歳。それから、一年のインドの旅を続けて道迷う。たま…

「いちりん楽座」親鸞と浄土真宗 8月25日(金)13時〜15時

「いちりん楽座」飽きずに続けてゆきますよ。参加者が多かろうが少なかろうが関係なし。一人でも参加してくだされば、やりとりが起きてゆくのでありがたいこと。 ということで、「親鸞と浄土真宗」について語りあいます。 8月25日(金)13時〜15時 GoogleMee…

本門佛立宗の僧侶とのやりとり

ひさしぶりに本門佛立宗の正晨寺をお訪ねした。ちょうどお盆の法要の最中であった。副住職の唱える回向文に、本因上行菩薩、日蓮大菩薩云云とあったので、あとで住職にお聞きした。───室町中期に、四条門流から日隆上人が出て、八品派をひらきました。八品派…

日本とベトナムとの交流会 9月3日(日)天恩寺

日本とベトナムとの交流会。 9月3日(日)天恩寺

「人間日蓮」としての生き方、苦悩

日本で最大の新興宗教(創価学会、あるいは日蓮正宗、顕正会)などは、日蓮は釈迦よりも偉大であり、日蓮が究極である。日蓮は、南無妙法蓮華経と同体であり「日蓮本仏」とみなしている。南無妙法蓮華経は、あらゆる仏の源泉であるとする。けれども、日蓮を…