過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

イベント企画

山里に移動天文台がきる。

山里に移動天文台がきた。地元の小学生たち10名くらいが参加。 星空の講義。外に大きな天体望遠鏡が6台設置。はじめの講座編:ギリシア神話と星座のことなど、あかりにはすこし難しかった。同級生もきていたし、隣の子とお絵描きしていた。いい経験。 屋外…

ノシシの丸焼き会

朝の4時からイノシシの丸焼き会のための準備。薪をバンバン燃やす。熾火にしてから、じんわり焼いていく。10キロの肉があるので、30人分くらいいかな。ぼたん鍋もやる。料理するのは、銀座のマキシム・ド・パリ(高級フランス料理店)で15年修行した尾上さ…

すごい早起き人生になってきた

2時頃に起きている。近頃はすごい早起き。早く寝るからね。あかりを寝かしつける役目のために、7時から7時半には布団に入る。 布団の上であかりと絵本を少し読む。あとぼくは司馬遼太郎の「関ヶ原」を読んでいる。しかし数ページで眠りに入る。 で、結局…

「山里であそぶ、出会う、暮らす。」企画書づくり。

まずはマインドマップでブレーンストーミング。次にこうして概念図(ロジックモデル)を作って企画書に落とし込んでいく。そして収支予算書作成。中山間地まちづくり事業二次募集。月内に締め切り。もしも採択されれば、浜松の山里のネットワークづくりで、…

企画書づくりの一日

企画書づくりの一日。FSC認証材を使用した3密回避のリノベーション、あるいは日本財団への助成金の申請。けれども、行政と提携するという署名が必要だという。そのために、行政向けに企画書。収支予算書づくり。こんなことばかりやっている一日。もしも…

イノシシの丸焼きの集い

「ついにイノシシが手に入った。これから、皮を剥いで血抜きをするよ」──おお、やりましたね。これから見に行きます。あ、そしたら渋柿をもらいに行っていいですか。ということで、とれたイノシシを見て、柿の木から渋柿を100個くらいもらってきた。--------…

「帰ったらマコモ湯に入りたい」というので、沸かしたのだった。

「せっかく疲れたんだから、もっとお湯を熱くしようよ」──そうだね。ぬるいね。しかし「せっかく疲れた」っていうのはおもしろいね。おとうちゃんは薪を足して熱くする。ぼこぼこぼこと、お湯が出てくる。お湯の出口が熱くなる。──うわっ、あちち。お湯をか…

子どもをド真ん中に据えた 多世代交流広場づくり」という企画

「子どもをド真ん中に据えた 多世代交流広場づくり」という企画。うちの施設をそういう場にしていく。で、環境整備や人件費もかかるので、民間に助成金を申請しようとしている。いくつか申請しつつある中で「ロジックモデル」をつくれという財団があったので…

横須賀街道ちっちゃな文化展

「頭の中でほとんど出来あがっているんですよ。あとは、それを体を使って物質に表現するだけ」木の歯車をいくつも組み合わせて、自然な動きを見せる動物たち、不思議な物体。ほとんどが木でできていて、超アナログの世界だ。デジタルの世界、コンピュータグ…

空に森に、精霊にもとどいたろう。 ありがたい一日だった。

「おとうちゃん。たのしかったね。たのしかった。また、来たいよ」あかりは、なんどもなんども言ってた。佐久間の城西(しろにし)「いもほり」という山の中の秘密基地であそんだ。なにもなし。森しかない。遊具があるわけじゃない。-------------------うめ…

ポランのひろば春野

子供の遊び広場と大人のテラコヤと、まあ気楽な寄り合い場。すこしずつ内容が充実してきたかな。まだ、仮の仮のチラシ。きょうはこの件で、行政と打ち合わせ。銀座の老舗「マキシム・ド・パリ」の料理人によるフランス料理の教室もひらく。インド哲学もある…

「ポランのひろば 春野」ということにした

尊敬している宮沢賢治にあやかって、「ポランのひろば 春野」ということにした。プレーパークや冒険遊び場という名称はやめた。もちろん、こどもたちを真ん中に行う事業だが、特徴は多世代型交流広場。この施設を地域やまちなかの人たちの教養講座、おしゃべ…

こどもの広場づくり。企画中

こどもの広場づくり。企画中。ネイミングも検討中。もっといいタイトルないかなあ。趣旨は、あかりが遊べる環境づくり。お年寄りもよってくれる多世代交流広場ってところ。せっかくの施設があるので、子どもがワイワイと遊べる場所にしたい、お年よりも遊び…

はるの冒険遊び場(プレーパーク)の企画をしてみた

はてなのブログの操作がうまくいかないで、しばらく止まっていました。適時、その間の記事もアップしていきます。 はるの冒険遊び場(プレーパーク)の企画をしてみた。日程など仮。まずはこうしてビジュアルにつくってみて、それから企画書をつくり、助成金…

ヤママユ(天蚕)の飼育の準備

栗の木に4メータ四方の網を覆った。ヤママユ(天蚕)の飼育の準備だ。 ヤママユの卵をいただいた。およそ500個。ヤママユが食すのは、桑の葉ではなくて、クヌギや栗の葉っぱだ。鳥に食べられないように、木をすっぽり網で覆う。卵から孵化したら、この中に放…

テーマ「おやこ森の学校」──山里のあそびと暮らし入門──

助成金の申請完了。いまポストに入れてきた。 テーマ「おやこ森の学校」──山里のあそびと暮らし入門── 空き家にしていたうちの土地と家(1,700坪 宅地、農地、山林、2階建ての家、合宿できる納屋が二つ)を活用して「おやこ森の学校」を立ち上げる。それは、…

土の家づくりのほうが楽しいんじゃないか

「土の家づくりのほうが楽しいんじゃないか。池谷さんが人を集めてくれれば。宿と食事はタダ。こちらで提供する。一か月くらいかけてみんなで一気に作ったら面白い。」そんな話になった。農家民宿をしている水野さんに、ティピづくりのために帆布のことを聞…

生涯、ひまだーということはなさそうだ

ひとつ困難な仕事を乗り越えて、すこしホッとする。だが、また次の波が押し寄せてくる。それをまた乗り越える。でもまた次の波がくる。なんとかなるのかなあ、ならないのかもしれない。わからない。ということがつづく人生。 ①本作りのメドがたった。校正も…

100歳まで紙漉き、続けていただきたい

「93になって、もう紙漉(す)きはやめようかと思っていた。だけど、あんたの書いてくれたチラシの紹介文を読んだら、楽しくて仕方がない。躍動してきてのう。うれしいのぉ。まだがんばるかなあ」 大城忠治さんから電話があった。 それは、こういう紹介文だ…

無医村になってしまう

もちの木診療所に行く。ここの先生は80代。漢方医であり浄土真宗の坊さんの資格を持っている。いつも仏教書を読んでいる。デイサービス、老健などを経営し、菜園もしっかり丁寧にされている。 ──先生、山里の医者は、みんな80代。早いとこ若い医者をなんとか…

ZOOM楽座の再開

一昨日は久しぶりに「ZOOM楽座」を再開。1年ぶり。その日に突然思い出して告知。それでも、20〜30人くらいの方が、入れ代わり立ち代わり参加してくださった。テーマは「祈りと救済、声の響き」。カトリック、プロテスタント、日蓮宗、創価学会、浄土真宗、カ…

3つに集約する

企画書はよく書く。出版社向けの企画やら助成金の申請やら。 企画書の場合は、タイトルに全てが集約される。 「で、結局、なにを言いたいの?」「で、何をするの?」それにたいして、明快に「これをやる」と伝えられるかどうか。 言いたいことは「1行」とす…

つねに戦場というか、戦いの同志みたいな関係の夫婦

これからどうする。この場合どうしたらいい。妻とあれこれ打ち合わせ。これからの企画、いまの課題。問題点の絞り込み。 寝っ転がって打ち合わせ、くらいがいい感じ。大切なポイントが浮かぶが、寝っ転がっているので、メモをとるのもかったるい。しかし、頭…

得体の知れない、どうなるのかわからないことにチャレンジする

あかりとよく遊ぶのは「ダンボールアート」。なにしろダンボールはふんだんにある。切って貼り付けてかんたんにできる。うまくいかなかったのは、風呂の焚付に燃やしてしまう。-----------------何を作ろうかという発想はある。けれど、作る過程で何ができて…

炭焼き窯とカントリーダンスと昭和歌謡

炭焼窯とカントリーダンスと昭和歌謡 きのうはすごい雨の中、農業関係の財団法人の助成事業の面接に出かける。 企画提案は、炭焼き窯を作る。みんなで竹炭と竹酢液をとる。炭だけではない。燻した竹のオブジェ。須恵器や縄文式土器、埴輪なども作る。場所は…

ライヒの生体エネルギー療法みたいなカルタとり

気合カルタ。地獄カルタ。あかりは、机の上。おとうちゃんは椅子に座って。はじめては、あかずきんちゃんとおおかみカルターしていたが。迫力なし。おもしろくない。つまらない。 そのうち、キエーイ!と迫力で、ばし 気合カルタ。地獄カルタ。あかりは、机…

きょうは助成金の企画書づくり

激しい雨と嵐。あかりもいないので、事務処理に集中できる。きょうは助成金の企画書づくり。 「高校生と作る天竜の魅力AtoZ」(三菱みらい育成財団)「山繭の伝承と魅力発信」(ポーラ伝統文化財団)「異文化での暮らし方・付き合い方」(多文化共生国際交…

保育事業とフリースクール

①施設では、保育事業も行っている。施設を区切った別の部屋で、未就学児の保育。春野町には保育所がないので、保育ママ制度を活用した保育所。といっても、預かるのはマックス3名。 問題は、子供をみてくれる保育ママさんがいないこと。だが、やっと安定し…

死に至る道をあゆみつつ、テレコミュニケーションをはかる実践的事例

終活は完了したという友人の投稿から。 -------------------- これで、一応の書斎兼事務所兼マシン室の完成となった。ところが、今年は「夏休みの自由研究」のテーマが見つからない。死期が迫っていると思って、やりたいことはみな、やってしまったような気…

田んぼとビオトープ 気軽に交流できる場に

過疎の山里は、ひとり暮らしのお年寄りが多い。隣家も遠いし足腰も弱っているので、出歩けない。コロナ禍でますます孤立する。 公民館や集会所があっても、葬式とか祭に使うくらい。気軽に交流できる場がない。交流が止まると、心身が弱る。人と人との交流は…