過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

2015-01-01から1ヶ月間の記事一覧

山奥のお寺の留守番の仕事っていいね

イベントのチラシを、喫茶店や図書館や公民館に置かせてもらっている。地元の春野の図書館にも。ただ、地元の人は関心ないだろうと思っていた。春野の山里をまちなかの人に紹介するイベントだし、場所は片道2時間くらいかかるところだし。ところが、地元から…

浜松注染そめの二橋染工さん

3月にワークショップをお願いしている浜松注染そめの二橋染工さんを訪ねた。じつは、電話でお願いして、すでにチラシも作成したが、お会いするのは初めて。こういう工場を見せていただくのは、とっても新鮮。浜松注染そめは、ボカシを基調とした両面染ができ…

いろいろと将来が楽しみな若い人との出会い

昨日は、2月と3月のイベントのことで、中日新聞がはるばる取材に来てくれた。ちょうど林業家の森下さんがあそびにきてくれたので、一緒に懇談。森下さんは、春野でいま僻地に暮らしている車を使えない人のための、輸送支援のNPO法人を立ち上げられた。会員が…

偶然な出会いが楽しい

法務局に登記の用事があって、街中に出かけた。せっかく山から出てきたので、どこか新しい喫茶店に行ってみようということで、SCENEという喫茶店に寄ってみた。なかなか落ち着いたセンスのある喫茶店。ドアを開けて、テーブルに座る。すると、「あれ、池谷さ…

2月のイベント広報にはいらねば

このもっとも寒い時期、みんな出かけたがらない2月。そんなときに、6本もイベントを企画している。土日はほとんどイベント。連続のトークイベントで、出演していただく方は、18人にも。ぼくがインタビューするかたちで進行させていただく。「いにしえをつ…

これは「邯鄲の夢」みたい

友人宅で三人で話し込んでいた。友人は、コーヒーをいれるから、と。それを待つ間、ぼくはつい、うとうとと眠りに入った。なにやら二人は話しこんでいる。声が遠くなったり近くなったり。そのうち、意識はその場から離れて、眠りに入った。はっと気がついた…

二俣の駐車場のことでお役所と

お役所の仕事ぶりを確認した午前中だった▲いま企画している「昭和レトロの二俣めぐり」。まちなからたくさんのお客さんをまねく。何百人とこられるかもしれない。車を置いて路地裏を歩いていただく。そのためには駐車場が必要。市の無料の駐車場がいくつかあ…

今朝の静岡新聞に掲載していただいた

今朝の静岡新聞に掲載していただいた。新聞は図書館でまとめ読みしていたけど、やっぱり毎日、地元の新聞は購読しなくちゃいかんかなあと思って、今朝から届くようになった▲2月に開催するトークイベント「いにしえをつなぐアーティスト」「こんなにアートフ…

森林の売買

親しい友人から山林を売りたいと相談を受けていた。亡き夫がバブル期に4000万円で買った山だが、いまでは価格は十分の一以下になっているという。山をもっていても仕方がない、息子もまったく関心がない、と▲というので、べつの友人紹介した。そうして無事、…

二村卓児さんの絵 百古里めぐり

3月には「昭和レトロの二俣めぐり」を企画している最中だが、じつは月末に「百古里(すがり)めぐり」も同時に、いま企画進行中▲「この山里でも人めぐりをやりたい」と百古里庵の山本幸江さんから依頼されたのがきっかけ。じゃあ、ひとつやりましょうかとい…

きょうはずっとデザインばかり

きょうはずっとデザインばかり。上にして下にして、いやいや、これはないほうがいい、こちらは大きくと。で、いまこのデザインに落ち着きそう。友人からのアイデアをもらって七五調の文句も、いろいろと直した▲こういう作業はとても楽しい。時間を忘れる。高…

ちょっと作詞ブーム

ちょっと作詞ブーム。参考になるのは室町時代「二条河原の落書(らくしょ)」とか「狂歌」がおもしろい▲「此頃都ニハヤル物 夜討 強盗 謀(にせ)綸旨/召人 早馬 虚騒動(そらさわぎ)/生頸 還俗 自由(まま)出家/俄大名 迷者/安堵 恩賞 虚軍(そらいく…

チラシ作りの試行錯誤

チラシ作りの試行錯誤。デザインはキリがない。けど、おもしろい。 下のわうにに古民家を入れて安定感をだしてみた。字も白抜きで分かりやすく。文章も少し手直し。なんとか、明日には完成させたいところ。

火鉢

ぼくの冬の暖房の基本は、「暖身」。部屋を温めないで、体を温める。シュラフと湯たんぽ、そして火鉢。火鉢はいろいろと不便。空気を汚す。危ない。費用も高い。部屋は温まらない。でも、これがなんともいい。部屋の空気が鎮まる感じ。燃えるときの味わい深…

市民の質疑に候補者が答えるというような集いを企画したい

市会議員選挙が4月にあるようだ。ここ浜松の中山間地・天竜区からの立候補予定者は4名。定数は3名。いままで政治には関心が薄かったけど、近ごろ目が向いてきた。候補者の考えを自分の目と耳で確かめ、よりふさわしい人を選びたい。この天竜区は、面積は…

きょうはたのしいチラシ作り

きょうは家にこもってのチラシ作り。「昭和レトロの二俣めぐり」デザインをあれこれ考え、キャッチコピーを考え。レトロと歴史がテーマなので、ちょっと韻を踏んで表現してみた。こういう作業がいちばん楽しい。みなさん、どんなものでしょうか。配色からコ…

なかなか二俣はすごいね

きょうはたくさん動いて、たくさんの人に出会った。読んでくださる人にはちっとも面白くないと思うけど、活動の備忘録として▲朝一、取材をしてくれるというので、静岡新聞と西鹿島で待ち合わせ。美人ママさんのいる喫茶「のおと」で取材。ざんねん、きょうは…

「いにしえをつなぐアーティスト」のイベントのご案内 2月8日

「いにしえをつなぐアーティスト」のイベントのご案内▲2月8日に、鴨江アートセンターで行います。北遠に伝承された祭のなかから「川合花の舞」「勝坂神楽」「浦川歌舞伎」の三組の方に話をしてもらいます▲そのあともたくさん。2月15日は「西浦田楽」そ…

「こんなにアートフルな北遠山里暮らし」のトークイベントが2月7日

「こんなにアートフルな北遠山里暮らし」のトークイベントが2月7日の14時からあります。場所は、鴨江のアートセンター。駅から徒歩15分。参加費500円。4人の山里暮らしの達人たちの話を聞く。《青木猛さん》定年退職して、独学で手打ちそば屋をはじめた。…

プレゼンの図版作り

月11日に、中山間地域まちづくり事業の公開プレゼンがある。すでに企画書、予算書は市に提出しているが、当日のプレゼンのためにPowerPointで製作中▲今回は、PowerPointで図版のように示してみようかと凝りはじめた。いくらわかりやすく示しても、肝心の事業…

中山間地域まちづくり事業の公開プレゼン

浜松市中山間地域まちづくり事業の公開プレゼンが、2月11日(祝日)、天竜区役所で行われる▲この事業は総額6億円をつかって、中山間地を活性化させようというもの。そのうち、今年度は2億円の予算。昨年の8月に事業提案したNPO法人は7団体。そのすべてが不採…

雨音を聞きながら

朝からずっと雨だ。雨音を聞いている。エッセイストで視覚障害者の三宮麻由子さんが、雨の音を聞くのが嬉しいと言っていた。雨の音によって空間の広がりが感じられるからだという。トタン屋根に落ちる雨音、車に落ちる雨音、地面に落ちる雨音。音の響きによ…

地元ではありあまっていて無価値なものを

地元ではありあまっていて無価値。しかし、ところが変われば宝のようになるものもある▲引佐や三ケ日の方に行くと、ミカンがたくさん木から落ちてほうっておかれている。地元の人はミカンは買うものではなくて、もらうものだという。信州の友人は、リンゴは買…

浜松市の後援とか協賛をもらうことがたいせつ

イベントのチラシとホームページは完成した。あちこちの主要拠点に配りにいくけど、これもなかなか限界。ネットを上手く活用したり、マスコミの力を借りることが必要だ▲ということで、昨日はマスコミ関係まわり。ただこれって、いきなり訪問しても、玄関先で…

宅配のネットクリーニングがあることを知った

葬儀の時の喪服のクリーニングをだそうと思いつつ、放置。もう3か月近くたつ。山里にいるとクリーニング屋が遠くて、めんどうだよ。ということで、宅配のネットクリーニングがあることを知って、さきほど登録した。出かけなくていいのが便利。ヤマトが取りに…

朝からあっちこっちと、100キロ以上の移動した一日

朝からあっちこっちと、100キロ以上の移動した一日。「空き家対策」の打ち合わせ、二俣めぐりの告知、「いにしえをつなぐアーティスト」「こんなにアートフルな北遠山里暮らし」の案内など。最後は、サイゼリヤで京子さんと企画会議。訪問したのは、春野協働…

ホームページが完成

京子さんに依頼していたホームページが完成。こちらをみてください。 まだたくさん手直しが必要だけど。参加申し込みのフォームもあります。「いにしえをつなぐアーティスト」 http://raksha.jp.net/inishie/ 「こんなにアートフルな北遠山里暮らし」 http:/…

本田宗一郎のもとで40年間はたらいた梶村さん

出かければ、「達人」に出会う。それが嬉しい。きょうの達人は、梶村正吉さん。81歳。このスッキリ感、若々しさ、柔和さ。これで、81歳ってすごいでしょう。ふだんは、5町歩もあるという山の仕事しているという。二俣の「本田宗一郎ものづくり伝承館」を訪…

チラシ配り

きょうは、「こんなにアートフルな北遠山里暮らし」と「いにしえをつなぐアーティスト」のチラシを置かせてもらいに、まちなかを動いた▲コミュニティカフェ、公民館、カレーショップなどを訪問▲ありがたいことに、どの店も、気持よく置かせていただいた。イ…

本田宗一郎の観察眼

本田宗一郎のもとで働いた梶村さんからお聞きした話。宗一郎は、工場でぱっとひらめくと「チョークを持ってこい!」と叫ぶ。そして、即座に、床に設計図を書き出したという。(写真)ぼくが自伝で読んで覚えているのは、宗一郎は少年の頃、いつも天竜川の流…