過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

浜松注染そめの二橋染工さん

3月にワークショップをお願いしている浜松注染そめの二橋染工さんを訪ねた。じつは、電話でお願いして、すでにチラシも作成したが、お会いするのは初めて。こういう工場を見せていただくのは、とっても新鮮。

浜松注染そめは、ボカシを基調とした両面染ができる独自の技法。浜松では、明治20年頃から手拭いの染色方法として始まり、大正時代にゆかた染め、戦後はのれん、法被などにも広がった。かつて浜松に100社程あった工場も、現在は二橋さんの工場(二橋染工所)など、数社のみ。

3月15日のワークショップは、「浜松注染そめ」「遠州綿紬」「はままつぐし」の三人に出演していただく。二橋さんには、染色の実演を。また、はままつぐしの松山さんにも、実演。ノコギリで一本一本と櫛を削るというたいへん精密なお仕事だ。松山さんの工房にも、帰りにちょっと寄らせていただいた。イベントの詳細はこちら。http://raksha.jp.net/inishie/