過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

偶然な出会いが楽しい

法務局に登記の用事があって、街中に出かけた。せっかく山から出てきたので、どこか新しい喫茶店に行ってみようということで、SCENEという喫茶店に寄ってみた。なかなか落ち着いたセンスのある喫茶店

ドアを開けて、テーブルに座る。すると、「あれ、池谷さん!」という声が。なんと、そこに知り合いが二人。写真家の内山さん。埼玉にいるはずの造園設計の木村さん。なんでまた、お二人がそこに? 聞けば、写真展とトークイベントの打ち合わせをしていたという。天竜の森や林業の発信をしていこうという企画らしい。で、まさにたった今、木村さんがぼくの話を内山さんにした。そこにぼくが現れたようだ。

内山さんが、木こりの写真展を開催していることは、知っていた。けど、その会場がまさにこの喫茶店だったとは驚いた。木村さんの東京でのコミュニティガーデンづくりの話、内山さんのいろいろなトークイベントの企画の話、とても有意義な出会いだった。こうした、ありえないような出会いが楽しい。いろいろな場面で思いがけずに人と人が出会っていく、対話を重ねていく。縦糸と横糸が織りなしていく。そういうところが、人生の楽しさだね。