お役所の仕事ぶりを確認した午前中だった▲いま企画している「昭和レトロの二俣めぐり」。まちなからたくさんのお客さんをまねく。何百人とこられるかもしれない。車を置いて路地裏を歩いていただく。そのためには駐車場が必要。市の無料の駐車場がいくつかあるので、それをチラシに記載したい。で、確認に天竜区役所に電話した▲ところが、なかなか要領を得ない。たったこんなことのために、小一時間を要した。さすが役所であると感心した。
まず「まちづくり推進課」に聞いた▲「駐車場は使えますか、チラシに記載していいですね?」「えー、担当と替わります」「何台止められますか?」「お待ちください」「替わります」「当日も他のイベントと重なっていないか調べて、申請書をどうたらこうたら……」「じゃあ、もうひとつの駅のそばの駐車場は?」「はい、それは課がちがいます」「じゃあまわして」▲「はい、区の推進課です」。すこし聞くと、また「お待ちください」。こうしたやりとりに費やす時間が、30分。電話に出た人は4人▲さすがに熱くなってきた。「あなたたちの地元のことでしょう。来客があって駐車場はどこで、何台まで置けて、とどうしてそんなことも適確にこたられないのですか。恥ずかしいと思いませんか?」と強烈に伝えた。で、「替わります」▲やっと副部長が出てきた。なんとか要領を得たのだった。
ついでに、副部長に聞いた。「ところで4日前に申請書を提出している、浜松市の後援依頼の件、どうしてそんなに遅いのですか▲二俣の活性化のために企画していること。市内の公民館や文化センターにチラシを配るのに、こちらで訪問していては、たいへんに時間がかかる。市の後援をいただければ、市のほうから配布していただける。そのための後援依頼なんですよ▲二俣のまちづくりのためなんですから。企画書も、予算書も、チラシもすべて揃えて提出しています。そんなことくらいが即決できないようで、いったいなにをしているんですか」と。
10分後、決済していただいた。そんなことに午前中を費やしたのであった▲これ、役所いじめとうつったかなぁ。もっと柔和にユーモアを込めて、伝えられればいいけどね。どうもこういうことになるとストレートに尖ってしまうワタシ。成長しなくてはと思うのだけどね。