過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

「こんなにアートフルな北遠山里暮らし」のトークイベントが2月7日

「こんなにアートフルな北遠山里暮らし」のトークイベントが2月7日の14時からあります。場所は、鴨江のアートセンター。駅から徒歩15分。参加費500円。4人の山里暮らしの達人たちの話を聞く。

《青木猛さん》定年退職して、独学で手打ちそば屋をはじめた。家も店も、ほとんど一人でつくりあげた。昨年には、ギャラリーも。ぜんぶで4棟になる。その他、石窯も。余暇には、チェロを弾き、バイクに乗る。渓流釣りに行くという、なんともステキな生き方。

《宇野大介・まどか夫妻》おふたりとも京都大の大学院を出て、こんな山里にお茶農家(有機茶)として新規就農をした。地元にしっかりと根づいて、地域通貨をひろめようと工夫し、公民館レストランなど、地域のよりあい場にもなっている。

《山口誠二》浜松ホトニクスという2つのノーベル賞に貢献した企業があるが(スーパーカミオカンデ、ヒックス粒子)、そこで半導体の設計をされていた。定年になって、奈良県職業訓練校に通って木工をマスター。そして、小さな家兼工房をひとりでつくりあげて、注文家具作りをしている。そこでカレーショップも。クッキー作りもうまい。

《増田力也》古民家(もと庄屋の大きな家)に縁があって、補修しながらみんなの寄りあい場にしようとしている。じつはその大家さんから、昨年、ぼくに相談があった。「家を壊すのに350万円。補修に150万円。そして、維持するのが重荷」と。それなら、タダで貸してあげて、その人に修理して住んでもらえばいいと提案。そのかれが、増田さんだった。不思議な縁で、じつは増田さんの曽祖父は、その家から養子にでたのだった。訪問した折には、曽祖父の描いた絵も出てきたのだった。おじいさんが導いたようなおはなし。増田さんは、蜆塚でシェアハウスも運営している。

そんな4人の方のお話を聞きます。ぼくが司会とインタビュー役。講演じゃなくて、座談会的に進めていきます。いろいろな山里暮らしの人の生きたお話は、おもしろいと思います。こちらから、チラシのダウンロードと申し込み先があります。定員50名。まだ余裕です。http://ayus.net/artful/