過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

山奥のお寺の留守番の仕事っていいね

イベントのチラシを、喫茶店や図書館や公民館に置かせてもらっている。地元の春野の図書館にも。ただ、地元の人は関心ないだろうと思っていた。春野の山里をまちなかの人に紹介するイベントだし、場所は片道2時間くらいかかるところだし。

ところが、地元から数名の申し込みがある。今朝も、春野の図書館のチラシを見たという人から。申し込みの基本はホームページからだけど、ちょいちょい電話での問い合わせがある。それも縁だから、いろいろとお話をきくのが楽しみではある。

こないだは、オートレースのバイク乗りの人と親しくなった。今朝も電話で申込があった。聞けば、ご夫婦でお寺の留守番の仕事をしている。住職がいないお寺で、浜名湖の北の山奥だ。おおもとの寺は、まちなかの立派な大本山。かつてそこの住職には取材でお会いしたことがある。

さて、その留守番しているお寺。山奥で雰囲気のよさそう。調べたら、遠州三名園のひとつ小堀遠州作の回遊式庭園があるではないか。庭の手入れをしたり、法事の支度、たまに訪れる観光客をもてなしたり。……そういう山里暮らしもいいものだなあと思った。こんどお寺に遊びに行かせてもらおう。