過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

2015-01-01から1ヶ月間の記事一覧

宅急便はすごいな

チラシを、ヤマトのメール便で出演者におくる手配をした。こんな山里でも、コンビニが近いのでありがたい。連続トークイベントなので、出演者は25組、総勢50人くらいになりそう。しかし宅急便はすごいな▲角2封筒にチラシを50枚くらい詰めて、厚さが1センチ、…

限定した地域でのイベントに方向転換。でも「人めぐり」は軸。

これまで、ひとりで動きまわってイベントを仕掛けたりしてきたけど、わあーっと盛り上がって賑やかになっても、終わったらさっと熱がなくなる。ぼく自身は、ネットワークができてノウハウが習得できて、無形の財産になっていったけど、まあしかし、なかなか…

消滅していく集落とコンパクトシティ

日本全国に過疎地が増えていく。北遠地区は、この10年で20%〜30%も人口が減少している。水窪町(長野県に隣接)など、「20〜39歳女性人口」の減少率は、63.5%だ。過疎化はイコール高齢化。ひとり暮らし老人が増加。車も運転できない人も多く、通院や買い…

コブラ対マングース

すごいですね。マングースとキングコブラの戦い。勝負は、マングースが。はじめてコブラを見たのは、タイの中華街だった。金網の中に何十匹というコブラがうごめいていた。あれは、食材にするのかなあ。なにしろ中国人は、四足は机以外は何でも食べるという…

お経のタイトルのはなし

お経の話。お経はブッダが説いた教えを、滅後に弟子たちがまとめて伝承していったもの。けれども、ブッダの教えとは、かなり逸脱、あるいは超越したものが多い▲厳密にいうと、大乗仏教の教えは、ブッダその人が説いた教えとは言いがたい。なにしろ、ブッダじ…

チラシの発送手配

昨日、チラシが届いた。「いにしえをつなぐアーティスト」と「こんなにアートフルな北遠山里暮らし」の2つ▲制作が遅れてしまったので、印刷会社には超特急の中1日で依頼した。その分、ずいぶんと高くなったが。チラシは合計、1万6千枚。いま玄関はダンボール…

GoogleDocumentがなかなか便利

GGoogleDocumentがなかなか便利だ。オンライン上で文書の作成や表計算を行うことができるアプリだ。オンライン上にデータがあるので、どこからでもアクセスできる。Skypeで話しながら、あるいはチャットをしながら、遠隔地の相手と文書を作成していく。Googl…

北遠山里めぐり・百古里篇

「昭和レトロの二俣めぐり」(3/6〜8)の企画を詰めているところだが、例年の3月は、「北遠山里めぐり」を主催していた。しかし、今年は見送ろうかと思っていた▲なにしろ北遠全体というエリアは、あまりに広大(東京23区の1.5倍、約1000km²)、かなりの手間…

「暖房」じゃなくて「暖身」

毎日、寒い。ぼくの暖房スタイルは、「暖房」じゃなくて「暖身」。冬は「暖身」がたのしめる▲で、「湯たんぽ」が大活躍。まず、シュラフに湯たんぽを入れてそれを履いて仕事している。下半身はぽかぽか。頭寒足熱だ。厳冬期用の高級シュラフなので、湯たんぽ…

「二俣めぐり」の打ち合わせ

「二俣めぐり」の打ち合わせ。NPO法人元気里山の運営しているマルカワの蔵・叉水で行った。すでに進行している企画に加えて、あれこれと意見を述べあった。あの方を講師に、こういう企画を盛りこんで、あの旅館を会場に、横丁のガイドはこうして……と。なにし…

90歳 北遠椎茸の杉田さん

きょうお会いした達人、3人目。杉田秀夫さん。90歳で元気盛ん。ちょっと挨拶しても、ものすごくレスポンスがいい。なにか質問しても、適確なこたえがすぐに返ってくる。ポーンとテニスボールを打つと、きちんと返してくれるような。楽しいストロークの交換が…

そば打ち名人

きょうお会いした達人。二人目。そば打ち名人。大橋達司さん。通称、たっちゃん。この方の打ったそばをいちど頂いたことがあるが、おいしくてびっくりした。店は出していない。そば打ち9年、うどん4年、ラーメン2年。年末には、年越しそばが400食も注文があ…

美しくて読みやすい直筆の字が貴重

きょうお会いした達人。清水さんという。画家である。長年、看板描きをされていたというので、字がすばらしい。いまパソコンでだれもが美しい字をプリントできるようになったが、美しくて読みやすい直筆の字が貴重である。清水さんの字は、クセがなくて親し…

お寺めぐり 光明寺の大黒さん

「昭和レトロの二俣めぐり」(3/6〜3/8)は、二俣にある5つのお寺が参加してくれる。さて、昨日の玖延寺に続いて「光明寺」のご紹介▲お寺の開基は、奈良時代の養老元年(717)というから、1300年の前のことだ。元正天皇の勅命を受けた僧行基により開創され…

カメラで撮影する人がたくさん

きのうの「おくない」は、奉納するお年寄りと中学生、準備するのは地元の人たちだが、見物に来るのはほとんど外部の人たち。地元からの見物客はほとんどいにないようだった。で、カメラで撮影する人がたくさん。こうした民俗芸能の催しとなると、カメラマン…

懐山(ふところやま)の「おくない」

昨日は、引佐の懐山(ふところやま)の「おくない」という祭に出かけた。お寺の阿弥陀堂の座敷の中で行われ、ストーブと炭の火鉢が焚かれて暖かい。参加者は70名くらい。北海道や東京、関西からもきていた。国の重要無形民俗文化財。能や狂言のもっとも素朴…

本田宗一郎の思い出 講演

「昭和レトロの二俣めぐり」の企画で、講座や講演、コンサートを企画している。会場は、お寺や記念館や旅館で同時多発的に行う。開催は、3月6〜8日。きょうは2本の講座がきまった。本田宗一郎ものづくり伝承館の天野さんからご連絡を頂いた。館長の大橋武司…

お寺めぐり 阿弥陀さんを拝観

「昭和レトロの二俣めぐり」は、二俣にある5つのお寺さんが参加してくださる▲その1つは、玖延寺(きゅうえんじ)さん。天正3年(1575年)開山。いつも拝観させてもらっているが、この阿弥陀さんがじつにすばらしい。おそらく平安時代のものだ。この阿弥陀さ…

お寺訪問の一日

東京からバスでやってきた小林くんを迎えに行って、天龍の祭のフィールド研究をされている森下さんと合流。「二俣めぐり」の企画のため、三人で二俣のお寺を訪問▲光明寺では講演の打ち合わせ。アイルランド民謡とシャンソンのコンサートも了解▲清瀧寺では、…

良寛さんと手まり

仕事に疲れると良寛さんの歌や漢詩を読んでいる。こんな歌を見つけた。万葉調で、五・七/五・七とよんでいくんだと思う▲正月も過ぎ、はや如月も過ぎてしまったという歌。良寛さんの暮らしていた五合庵は、越後の山奥だから、さぞや寒かったろうと思う▲「埋…

襤褸(らんる)また襤褸

良寛さんがすばらしい。こんな詩をみつけた。「襤褸(らんる)また襤褸 襤褸 これ生涯/食は わずかに路辺に取り/家は じつに蒿莱(こうらい)に委(ゆだ)ぬ/月を看(み)て 終夜(しゅうや)嘯(うそぶ)き/花に迷うて ここに帰らず/ひとたび 保社(ほ…