過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

2017-04-01から1ヶ月間の記事一覧

祖師たちは、自らの埋葬のされ方、墓について、どのように述べているだろうか

墓について、探求しているところだが、日本仏教の祖師たちは、自らの埋葬のされ方、墓について、どのように述べているだろうか。すこし調べてみた。今回は、日蓮、親鸞、法然の三人。日蓮は、このように語ったとされる。「いずくにて死に候とも墓をば身延の…

そのためにお墓が必要だろうか。必要ないんじゃなかろうか。

自分がこうして生きていられるのは、多くの人の助けがあるからだ。産み育ててくれた親がいたからだ。そして親にはまた、その親がいたからだ。こうして限りなく遡る先祖の系譜に思いをいたす。それはごく自然で大切なことと思う。墓参りはたいせつ。先祖供養…

10キロの種モミを水につけた

田んぼの仕事がはじまる。まずは種から苗を育てるのが肝心なところ。たねは、昨年、とてもいい出来栄えだった晩稲(おくて)のサガビヨリ種モミをつかう。1粒のお米が、芽を出してちゃんと実ると、約3000粒ものお米になるそうだ。きょうは10キロの種モミを水…

いろいろなおくり方がある。これが正しいとかいうことはない。

亡くなったら、お坊さんにお経をよんでもらわなくちゃいけない。戒名を付けてもらわなくちゃいけない。お墓が必要だ。初七日や四十九日の法要が、お盆と彼岸が、回忌法要が必要だ。こうしなくちゃいけない、ああしなくちゃいけない。そういうことがたくさん…

アスレチック・フィールドに

鉄棒で10秒くらい、ぶら下がりができるようになった。滑り台を登ったりおりたり。テーブルの上で踊ったり。一つひとつできると、とっても嬉しそうだ。そんな笑顔を見ると、お父ちゃんも嬉しくなる。近くのほたる公園が、アスレチック・フィールドになりつつ…

ひとり静かに瞑想できるスペースを見つけた

だれもこなくて、木陰でひとり静かに瞑想できるスペースを見つけた。たまにカワセミがやってくる。夏になれば蚊がでるので、いまがいちばんいい季節。事務所からすぐ近く。ランも一緒だ。

山里の土地の売買は手間がかかる

山里の土地の売買は手間がかかる。実際と地積がちがっていたり、建物が未登記であったりする。さらに農地となると、なかなか手間だ。Yさんが、土地と建物を買うことになった。土地は宅地と農地がある。農地は、買う人に「農家資格」がないと、取得が難しい。…

生前にプロデュースを依頼できる人がいるといい

死んでしまえば、あとのことはどうでもいい。なにしろ、自分はもうこの世にいないのだから。それはそうだ。しかし、やはり死んだあとはこうしてもらいたい、と気にかかるものだろう。後の煩いを残しては、やすらかにあの世に逝けないかもしれない、と。葬儀…

「手を付ければ、かならず完了する」と思いたい

ものごとがすすまないのは、「やる気がしない」か「やり方がわからない」かのどちらか。やり方も知っているし、やる気もある。だが「できない」のは、時間がない、資金がない、人手がない、道具がない。そうして、いちばんのネックは「手を付けないこと」だ…

呼吸するだけで身体に立ち返るんだろう

仏間の前にヨガマットを敷いた。お経をよんだあとヨーガに入る。お経や祝詞、お題目、真言、念仏でエネルギーは高まっていく。けれども、意識だけが上昇しても、身体が伴わない。いまの課題は、意識をもっと身体に下ろそうとしている。で、やはりヨーガだ。…

チューリップ見た。リヤカーに乗った。

チューリップ見た。リヤカーに乗った。すべり台に乗った。おにいちゃんと遊んだ。日増しにパワーアップしているあかり。子どもがいるとほとんど旅には出られない。インドなど、もういけそうにない。でもまあ、どこにもいかなくても、こうしてあかりの笑顔を…

「浜松市春野町の地方創生─中山間地域らおける新事業創出モデルの実証研究」

どーんと本が送られてきた。うわっ重たい。60冊もある。包みを開くと「浜松市春野町の地方創生─中山間地域らおける新事業創出モデルの実証研究」(駒澤大学 長山ゼミ 研究成果報告書)というのがでてきた。なんと388ページもある。春野町の分析、楽舎と池谷…

こういう鉄人のような宝のようなお年寄りが

「玉ねぎ、もっていくかぁ」。いつも遠慮しないでよろこんでいただく。この方が育てた野菜は、どれをとっても立派で美しい。数年前までは、有機茶も栽培し、シイタケもたくさんつくっていた。何十キロもある椎茸の原木を軽々と担いでいた。あかりを肩車して…

助成金を活用して、着想、思いつき、アイデアを実現していく道

助成金を活用して、着想、思いつき、アイデアを実現していく道がある。 やってみたい、おもしろそう、みんなの役に立つ、というアイデアがあっても、いちばんの課題は資金だ。 たとえば、なにかシンポジウムを企画するにしても、会場費、講師への謝礼、受付…

「作文教室」の講座をかんがえている

「作文教室」の講座をかんがえている。まずはこの山里の春野でひらいていく。参加してくれる人がいるかどうか。いたしたら、たぶん高齢者と思うけど。わかりやすい、読みやすい文章をつくることが目的。そして、本人に「やったー!」という達成感がほしい。…

家族でお出かけができるようになってきた

あかりは、新東名のサービスエリアではブロック積みをしたり、トッグランでわんこを見たり。きょうは、妻とあかりをともなって、静岡まで出かけた。新東名をつかえば、山里から1時間半でいける。県の地域女性団体連絡協議会(地女連)という団体に加盟するこ…

名古屋からの知的障害者が40名を受け入れる

引佐(いなさ)の野外センターに二度目の下見に行ってきた。知的障害者とあそぶという企画。今回は、春野までは遠いので、引佐インター近くの「かわな野外センター」で行う。5月14日。名古屋からの知的障害者が40名を受け入れる。昨年は、春野の楽舎の田んぼ…

ICレコーダを片手に

「ピピピー!」警察の検問に引っかかった。「こちらへ。ラインでもやっていたんですか?」。レコーダを片手に喋っていたので、ケータイと間違えられたのだ。「いや、ちがいますよ。ぼくのケータイは、こんなバカでかいiPhone。これは、ICレコーダなんですよ…

わおっ、大きなヘビ。アオダイショウだ。

わおっ、大きなヘビ。動かない。よく見てみると、卵を飲みこんでいるところだ。これはきっと、アオダイショウだ。卵はアイガモが産んで放置していたものだろう。かつては、ヘビを見たら卒倒しそうなくらい怖かった。けれども、山里に暮らすようになって、当…

生きものはやはり世話がたいへん

米作りは、完全無農薬がいい浜松の山里、春野町に暮らす私は、仲間と米作り行っている。広さは3反(3千平米)。米作りは、完全無農薬がいいにきまっている。なにしろ主食だから、安心・安全なお米がいい。けれども、除草剤を使わない栽培は、除草剤を使う…

ついにアイガモは一羽となった

きょうは11匹、あれれ、きょうは9羽、あれれきょうは5羽に。そして、ついにはアイガモは一羽となった。キツネかタヌキに襲われてしまったのだ。電気柵があっても、カモたちは跳び越えて畑の草をついばんでいた。夜中に襲われたのだと思う。その一匹は、昨日…

さあ眠ろうとすると、目が冴えてしまう

なかなか眠れない寝床に入っても、眠りにつくのが、ものすごく悪い。そして、眠りも浅い。それは、もう何十年とそうなので、仕方がない。ぼくは高校時代、交通事故で頭を二度打っていて、頚椎に問題ありで、頭の疲れが抜けないようになってしまっているのが…

「健康長寿財団」の特派員の仕事

静岡県の「健康長寿財団」の特派員の仕事を委嘱された。県には、10人の特派員がいて、一昨日、委嘱式に行ってきた。どんな仕事かというと、健康長寿なお年寄り、地域の耳寄り情報などを取材して財団のホームページに投稿するというもの。人生の達人をお訪ね…

アイガモを見に来てくれた

子どもたちがアイガモを見に来てくれた。最初はこわごわと見ていたけど、むんずと捕まえたりしていた。アイガモを催眠術にかけて身動きできないようにして見せてあげた。このアイガモは、くんまの農家民宿の「たべや」さんで飼ってもらうことになる。

親子で楽しめる「フリースクール 森の学園」みたいなのが

お友だちになってくれた。あかりは水浴びしていたので、パンツ姿だ。やはり子ども同士が、いつまでも飽きることなくたのしめる。親子で楽しめる「フリースクール 森の学園」みたいなのが作れるといいなあ。

掃除をしている普通のおじさんおばさんには、要注意なのだ

そのおじさんと話していると松韻亭の庭を歩いていると、箒で落ち葉を掃いているおじさんがいた。春でも落ち葉があってたいへんですねー、と声をかけたところから、立ち話がはじまった。そのおじさんと話していると、話題は平家物語から、龍樹の中論にまで及…

この会場で展開していこう

気に入った。ここで、楽舎のいろいろな講座やシンポジウムなどを行うようにきめた。松韻亭という。お茶室として使われるが、一般に貸し出してくれる。10畳×2部屋で、1時間1,660円と高くはない。講座が始まる前や終わった後に、ゆったりと庭や公園を散策でき…

二俣の「マルカワの蔵」を訪問

あかりは「ちょうちょ……」と言っては指差していた。世界各国の色鮮やかな蝶々が展示されている。この展示のあと、オマーンの国立博物館にすべて寄贈されるというので、これが最後の展示だ。二俣の「マルカワの蔵」を訪問。もとは酒屋さんで、木造の味わい深…

知的障害者とあそぶという企画

知的障害者とあそぶという企画。5月14日(日)10時〜17時。北区のかわな野外センター。http://hamamatsu-daisuki.net/sear…/…/are-north/post-153.html昨年に続いて、名古屋からの知的障害者が40名がやってくる。これからあそびを企画するところ。野外散策、…

「仏教の源流 インドの大地を訪ねて」の講演

先日の「仏教の源流 インドの大地を訪ねて」の講演について、今朝の新聞に掲載されていた。ぼくが手を上げているのは、インドのサドゥ(修行者)の話をしていた。20年間も右手を上げっぱなしで、一度も下ろしたことのない苦行をしているサドゥに会ったときの…