過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

「作文教室」の講座をかんがえている

「作文教室」の講座をかんがえている。まずはこの山里の春野でひらいていく。参加してくれる人がいるかどうか。いたしたら、たぶん高齢者と思うけど。

わかりやすい、読みやすい文章をつくることが目的。そして、本人に「やったー!」という達成感がほしい。そのためには、どうしたらいいか。

ひとつは、400字書きあげただけでも、達成感がある。活字になって綴られて冊子になれば、またうれしい。さらには、自分の文章が新聞に掲載されたら、最高だ。ということで、読者投稿欄に掲載されることを、ひとつの目標とする。

わかりやすい、つたわりやすい文章にするためのアドバイスをする。けれども、いちばんのホシは内容だ。文章の上手さは二の次でいい。

そのためには、どうしたらいいか。まず、「自分の体験を人に語る」「書きたいことをまず話してみる」ということ。

ちゃんと聞いていくれる人がいると、話が弾む。次々とアイデアや体験が湧いてくる。「そこのところが面白いね」「そこ、もっと聞いてみたい」「それは、どういう意味」と返していく。

自分が喋ったことを覚えておいて、それを文章にする。そうするといい文章が書けるようになる。かつて、国士舘大学のスポーツ新聞部を立ち上げる時、生徒たちにこうして指導させてもらったら、けっこういい文章を書くようになった。そんな経験がある。

「人生のネタ帳」をつくることなるかもしれない。「自分史づくり」に発展するかもしれない。自分で本を出すようになるかもしれない。