先日の「仏教の源流 インドの大地を訪ねて」の講演について、今朝の新聞に掲載されていた。
ぼくが手を上げているのは、インドのサドゥ(修行者)の話をしていた。20年間も右手を上げっぱなしで、一度も下ろしたことのない苦行をしているサドゥに会ったときのことだ。
「クンブメーラ」という12年に一度の儀式で、山奥からサドゥが数百万人も降りてきて、満月の夜に、一斉に沐浴をする。12年間も横になって寝たことのないというサドゥ、針の山の上で瞑想しているサドゥ、とにかくおもしろいサドゥたちがたくさんいたのだった。インドのハリドワールでのこと。