過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

2020-09-01から1ヶ月間の記事一覧

配食サービスと訪問介護

配食サービス。 利用者のMさん(86歳)。ひとり暮らしで、せっせと料理もする方だが、圧迫骨折で台所に立つのもしんどい。それで、配食サービスを週に2回頼んでいる。ご飯とおかずと味噌汁がついて300円。実際は500円だが、200円は介護保険の補助が出る。…

テイクアウト

コロナ禍影響で、食べ物は、テイクアウトが盛んのようだ。 久しぶりにまちなかにクルマで出かけた。一車線だけ全く動かない。いくら待っても進まない。おかしいなぁ。気がつくと、マックやケンタッキーのテイクアウトのために混んでいたのだった。 テイクア…

栗の木が50本

うちには栗の木が50本もある。そろそろ、栗の実が落ちてきそう。ほうっておくと、けっこう、勝手に拾われてしまう。 「栗をとらないで」というポスターをつくった。 枝に吊るしに行く。あとは、トラロープを貼る。 ちょっときびしい感じになるので、ポスタ…

いつの間にか100曲余になった

施設で歌う歌詞の拡大版が、いつの間にか100曲余になった。ボール紙で裏打ちして、あいうえお順に並べている。いつも10曲以上は歌うことになる。 リストを作ってみた。タイトル、歌い出し、作詞・作曲、歌手、年代、西暦、ジャンル。これを利用者さんにみて…

ネットで検索して学んでいくプロセス

刑事裁判について知りたいので、裁判の流れを学ぼうとしている。 しかし便利な世の中だ。わざわざ難しい刑法や刑事訴訟法の本を探して読まなくてもいい。 ネットがあれば即座に検索できる。それを多方面から読み込めばいい。 検索する時、検索される「単語」…

ああ、夢だったか。なあんてこともあるかもしれない。

毎日、夢は見ているのだと思う。でも、ほとんど忘れてしまっているのだと思う。 夢を見る時間は、目が覚めるちょっと前の浅い眠りのときじゃなかろうか。 夢からなんらかの暗示、メッセージをもらえるように思う。 ぼくは夢を解釈はしない。絵に描いたり、文…

もろもろの音の味わい。もう秋だなあ

こんな雨の日は、ここでしばし瞑想、ヨーガやらストレッチやら。 だあれも来ない。ぼくしかいない。 しかも、施設から徒歩1分という立地。 こうして坐っていられるありがたさ。 いろいろな音がする。オーケストラのような響きの塊として聞こえる。 坐ってい…

鉄棒でも始めるか

女の子たちばかり、4人がホタル公園で遊んでいた。おにいちゃんの少年野球の試合(となりのグランドでやっている)についてきたんだろう。 あかりも、遊びにまぜてもらうことにした。 あかりのお父ちゃんということで、こうした子どもたちとやりとりができ…

人生航路マップ

「人生航路マップ」づくりを行っている。利用者さん一人ひとりのマップ。 縦軸と横軸。縦軸に、どういう人生を歩んでこられたか。人に歴史あり。横軸に、兄弟、子ども、孫そして親戚、地域の友人たち。いまどういう人たちと交流があるのか。 「自分史」づく…

いつもお寺の本堂に向かって「ご先祖さま、行ってまいります」

99歳のFさん。朝になって、「体調がいいので施設にいきたい」というとき、お迎えに行く。週に2回ほど、来ていただいている。 すんなりとクルマには乗り込まれるが、下りるときが一つの山場。「足が痛い」「このまま休んでいる」ということで、なかなか施設…

20年分の日記 テキストデータ 一括検索

日記は、自分の業務日報のようなもの。具体的な「事実」を書くことに徹している。願望とか感想とか反省とか、書かない。 20年分の日記をEditorに書いてテキストデータにしている。 ----------------- あとで検索をかけられるように、固有名詞をちゃんと入れ…

未完成でも完成だ。それでいいと、自分で決める。

いつも、これでおしまい。次はない。 一期一会ほど大げさでないにしても。 「今度やるときは」「この次はちゃんと」……みたいなことは、ほとんどないといっていい。 この次は、もう条件が変わっている。事情が変わっている。 なにより、自分の心が変わってい…

スピリチュアリティーとナショナリズムが融合する現象として、安倍昭恵を語る

中島岳志のインタビュー(朝日新聞9月2日)。おもしろい見方。 スピリチュアリティーとナショナリズムが融合する現象として、安倍昭恵を語る。【自分探し→精神世界→エコ→伝統回帰→ナショナリズム】という思考回路。 以下、ピックアップ ------------------…

「ふたあつ」を、しみじみ歌ってみたよ

どこかに出かけなくても、愉快なことがやってくるようになったのかもしれない。 こんなすごい雨の中、もうすぐ2つになる男の子とおかあさん、二組があそびにきてくれた。 私設の廊下が長いので、たたたたっと走ってあそびまわっていた。 カリンバ、タンバリ…

ほんとは、自由になりたいんでしょ

おとうちゃんがパソコンに向かう。あかりが聞いてきた。 「どうして仕事してるの?」 ──だって、おとうちゃんは仕事、大好きなんだもの。 「うそついてるでしょう。ほんとは、自由になりたいんでしょ」 ──ぎくっ、どうしてそれがわかるの。 「だって、あかり…

書くことが最も学びになる

文章を書くことが、もっとも学びになる。 発信できる場があり、読んでくれる人がいる。そして反響をもえらる。ありがたい。そこがFacebookの価値と思う。発信ツールとして。 ①頭の中身の「整理」となる。 もうひとりの自分がいて、それに向けて書く。 あるい…

やがてジープがやってきた

75年前の今日(1945年9月2日)、戦艦ミズーリの艦上で日本は降伏文書に署名した。 以下は、郷土史家の木下恒雄さんから聞いた話。 ------------------- 終戦のときは小学生だった。玉音放送の日は、となりの森町まで、生徒がみんなで背負子と鎌を持って草刈…

「安倍首相辞任会見とNHK報道は計算されたプロパガンダだった」

「安倍首相辞任会見とNHK報道は計算されたプロパガンダだった」 前田有一:映画批評家の分析。 さすが。一読に値する。 以下、印象的な言葉をピックアップ。 --------------------- 「街の声」などといいながら、この並び方、意見の抽出にはNHK上層部(=政…

日々の暮らしの鍵は「呼吸」

不安やイライラすることばかり。 不安、焦り、心配は自然と沸き起こる。 そして、いつの間にか巻き込まれてゆく。不安とはいわば妄想か。勝手に暴走する。次から次へと。 社会に対して、政治に対して、発言することは大切。 しかし、まあどうしようもないわ…

虚無僧の禁止とヤマハの創業

明治政府は、天皇を中心とした絶対主義国家体制をつくるために、国家神道を基盤にし 明治政府は、天皇を中心とした絶対主義国家体制をつくるために、国家神道を基盤にしていった。 「神仏分離令」であり「神社合祀」が行われた。数多くの寺院が破却された。…