過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

2020-02-01から1ヶ月間の記事一覧

LSD実践中

煌々とかがやく満月の下、こんな夜中に走ってきた。月の光を浴びてたった一人で走っている。「こりゃあ、なにか神事みたいだなぁ」と思ったよ。 3日坊主を実践中。きょうで3日目になる。トラック10周走っている。走ると言っても、 ゆっくりだ。歩くくらいの…

「山里の響き合いコンサート」のパンフ、最終段階

「山里の響き合いコンサート」のパンフ、最終段階。というか、まぎわギリギリ過ぎて大反省。いろいろあれこれ、企画しすぎ(笑)

刺繍で作られた精緻なチベットマンダラ(タンカ)の出版企画

刺繍で作られた精緻なチベットマンダラ(タンカ)を500余点所有している方がいる。 中国のお坊さんだ。信仰的にも、チベットの精神世界的にも、美術的にも貴重なもの。 これらのタンカをきちんとした図版にして、世界に出版したい。チベットマンダラと法具を…

この施設で結婚式やったら

「いっそのこと、この施設で結婚式やったら」と提案した。 非常勤で週一きてくれているスタッフは、いま新婚。結婚式を神社であげる予定であった。あれこれ話しているうちに、そうなった。 神式の結婚式にしたいなら、ぼくが神主スタイルで祝詞をよんでもい…

コロナウィルスは、拡散してもいいという政策じゃなかろうか

日本政府は、コロナウィルスは、拡散してもいいという政策じゃなかろうか。というのは、このウィルスは、免疫の弱い人が死ぬ確率が高い。若い人、元気な人は感染しても回復する。ということは、お年寄り、病弱な人が亡くなることになる。すると、老人医療費…

新しいことを始めるのは、満月から

きょうは満月。新しいことを始めるのは、満月からがいい。 うちの施設の隣が、ホタル公園で夏にはホタルが出る。そして、その隣に広いグランド。日曜の少年野球と老人のグランドゴルフに使われるくらいで、いつもほとんどだれもいない。イノシシが夜中に土を…

テレビは、思考能力を奪う。時間泥棒である

著作が30冊くらいあって、つねに研究にいそしんでいる80代の大先輩。明治時代の新聞を国会図書館から取り寄せて、それをコピーして付箋を付けて整理するような研究家だ。 年末に、救急搬送された。一ヶ月の入院であった。しかしもう退院されて、元気なお姿に…

籠づくり教室

きょうのデイは、ゆきさんによる籠づくり教室。鉛筆立て、お菓子入れ、買い物かごなどをつくった。かならず完成できるので、達成感が得られるようだ。 材料費はタダ。新聞を束ねるPPバンドでつくる。新聞店の人がゴミとして捨ててしまうのを、届けてもらった…

アパシー(無気力状態)、アノミー(社会の規範が弛緩・崩壊)になって

ルールのないゲームは、勝てない。あるいは、相手がルールを握っていると、勝てない。4歳の娘とゲームしていて、痛感する。 あるいは、相手があまりにグダグダすぎるとゲームにならない。 相手が「ヌカに釘」「暖簾に腕押し」だと、勝てない。こちらが疲れ果…

こうしていま、生かされている日々に感謝して生きるしかない

つねに一寸先は闇。その闇の中を歩む日々。 歴史を見てみると、全地球規模の広範囲に及ぶ流行病(パンデミック)が起きる。 ------------------ かつて、スペイン風邪が大流行。 1918年から1919年のことだ。感染者5億人、死者5,000万~1億人。 当時の世界人…

マインドフルネスのウォーキング

利用者さんに、ヴィパッサナーの入り口をリードしてみた。ヴィパッサナーとは、ヴィ(よく・しっかり・ちゃんと)パッサナー(観る)ということだ。 なにを? 自分である。 自分とは、自分の「動作」「行動」「感情」「心の動き」である。 -----------------…

「転倒予防」とヴィパッサナー

「できるだけ、自然の呼吸でゆっくりやる」「イタ気持ちよさを味わう」「伸ばす・伸ばす。そして、フッと息を吐いてリラックス」。きょう利用者の方をリードしたことだ。 -------------------- 「できるだけ、ゆっくりやる」……反動を使わない。息をつめない…

劣等感と優越感と

ふりかえれば、自分のダメさにとことん気づかされるところから、這い上がって、自分の個性を磨いてきたんだと思う。そこから強みがわかってきた。けれども、やがてうまくいくようになって、それが勢いづいて、優越感につながる。すると運気を失って、墓穴を…

「転倒予防教室」の講座をひらいていこう

S大の院生のNさん(理学療法士)とやりとりした。かれの研究テーマは「転倒予防」だという。 いまデイサービスを運営し、利用者さんを観察していて、いちばん気をつけるところは、「転倒予防」だ。 年をとると、足腰が弱る。足がもたつく。つんのめる。 立…

生きていればこそ、こうして、さまざまな現実を体験させてもらえる

山登りを終えた人たちが、下山して茶店などでのんびりくつろいでいる。「ああ、いい山だったねー、楽しかったねー」と。その人たちを尻目に「これから登ります」と、登っていくようなわたし。 「ええ!こんな遅くから登るの?もう日も暮れてきたし。それに頂…

挑戦しつづける姿勢、出会った人と渾身の力でやりとりする姿勢は、死の瞬間まで

S大の大学院生が2名来てくれた。研究と学びのためだ。 N君は、理学療法士の資格あり。機能訓練のプログラム作りに参画してもらうことになる。こちらはフィールドを提供し、ともに「転倒予防教室」のような講座を開催していく。ひとり暮らしのお年寄りの見…

チベット仏教のタンカの出版について

チベット仏教の美術品コレクターが、未公開の収集品500点にも及ぶタンカ(マンダラ)の出版をしたい。クオリティーの高いものを。西安などの都市に美術館を設立し、そこに寄贈・展示したい。 そのために、チベット仏教に詳しい専門家チームを形成して、現地…

思えばいろいろやってきたなぁ。いつまで続くこの登攀の道。

転職しようという人にアドバイスで書き込んでみたが、思えばいろいろやってきたなぁ。いつまで続くこの登攀の道。最初の生き方は「寄らば大樹の陰」。その間、ここがいやなら次と、一部場企業を3つ転職。ドイツやイギリスを担当したり、株主総会の担当したり…

カルマの解消は逃げ出さない、直面すること

カルマ(業)と言うのはその人が背負ったものでありその人自身が解消すべきものである。 それは「過去の蒔いた種を刈り取る」ということ。起きてきた現実は、自己責任であり、自分が起こして自分に帰着したことべて自己責任、自分持ちということだ。 カルマ…

ひとり暮らしのお年寄りの見守り支援、幼児の交流の場作り

ひとり暮らしのお年寄りの見守り支援、幼児の交流の場作り。これからのテーマになりそう。 「お年寄りの見守り支援」:山里は過疎高齢が進み、ひとり暮らしのお年寄りが多い。うちのデイの施設に通われている人も、ほとんどがひとり暮らしだ。 いつ何時、転…

「あっ、あぶない!」というところを、お父ちゃんが抱きとめる

日曜になると保育園も保育ママもやってないので、あかりは家にいることになる。妻は風邪でダウン。ぼくは山ほど溜まった事務仕事がある。しかし、遊んであげないと騒ぎ出す。 近くの川の堤防の道の坂道。そこを三輪車で滑ってきて、勢いがつく。「あっ、あぶ…

正規の雇用スタッフと、非正規のバイトをシフトで組み合わせる

デイサービスの事業をはじめて2ヶ月ちょうど。だんだん仕事の手順・段取りがわかってくる。 介護のポイント、ケアマネと家族とのやりとり、国保への請求、日々のプログラム、利用者さんとのやりとり、データ管理などなど。山ほどある。 ------------------- …

空には、三日月と天の川がくっきりと

──お月様を見に行こう。それから、トンネルで大きな声出してみよう。 あかりといつもの夜の散歩。あかりは、リヤカーの中で、湯たんぽ入りのシュラフにもぐりこんで楽ちん。気田川がごーごー。風の音がびゅーびゅー。 真っ暗い道。誰もいない。空には、三日…