過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

挑戦しつづける姿勢、出会った人と渾身の力でやりとりする姿勢は、死の瞬間まで

S大の大学院生が2名来てくれた。研究と学びのためだ。

N君は、理学療法士の資格あり。機能訓練のプログラム作りに参画してもらうことになる。こちらはフィールドを提供し、ともに「転倒予防教室」のような講座を開催していく。ひとり暮らしのお年寄りの見守り支援のリサーチも行なっていくことに。

Vさんは、ベトナム出身の女性。ベトナムの大学で、ファイナンスMBAを取得。言語聴覚を研究。英語も達者だ。発音も正確。日本に来て10ヶ月で、言葉も伝わるし話せる。ラテン語も学んだという。ピアノで聖歌など演奏してくれた。やわらかい波動が施設に流れた。
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明日は、保育所づくり(保育ママ制度の活用)のため、行政の人が来訪し、施設を見てもらう。

お年寄りと幼児が交流できる施設に。子育てママさんが、子どもを施設内に預けて働ける環境づくりになるかも。そのために、いろいろとまた書類をたくさん提出しなくちゃならないけれど。
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友人の奥さんが亡くなった。朝、起きたら冷たくなっていたという。一昨年、東京の国立市で「田舎暮らし入門」の講座を開いた時、来てくれた。それが最後の出会いとなった。

人間、いつ死ぬかわからない。いつ天災がやってくるかもしれない。
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「未完をもって完とする」でいい。ついぞ完成など、ない。

しかし、挑戦しつづける姿勢、出会った人と渾身の力でやりとりする姿勢は、死の瞬間まで持ち続けていきたい。