過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

一緒にプログラム開発ができると面白い

S大の修士課程で学ぶヴィさんがきてくれた。彼女は、ベトナム出身だ。

 英語はペラペラの見事な発音。第二外国語は日本語をとった。日本に滞在10か月だが、やりとりは、ちゃんとできる。ファイナンスのMBA(経営学修士)をとり、言語聴覚の研究をしている。ラテン語も学んだという。

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話していて、なにか不明な点があると即座にスマホで検索する。

 平均年齢は?人口? すぐに調べて明確にする。

日本語の不明な言葉も検索する。なんと漢字が動画が筆順が出てくるソフトがある。
ピアノで聖歌など演奏してくれた。籠づくりも参加してくれた。
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ちなみに、ベトナムの平均年齢は32.5才だという。お年寄りがほとんどいないということだ。
日本はというと、46歳。ここの山里は56.2歳。ぼくの暮らしの感覚でいうと、68歳くらいと感じる。

 ときどき施設にきてもらおう。一緒にプログラム開発ができると面白い。

たとえば、転倒予防教室と言語聴覚のレッスンみたいなことが、できたらおもしろい。
若い力の可能性。外国からきて、いろいろな障壁を乗り越えて学ぶ姿勢、チャレンジしているあり方から、大いに啓発される。
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ベトナムというと、二人の人物がイメージされる。ホー・チ・ミンとティク・ナット・ハーン。
ホー・チ・ミンは、ベトナム革命を指導した建国の父。まことにいい顔をしていた。
ティク・ナット・ハーンは、アウェアネス(気づき)、マインドフルネス(価値判断をしないで、体験をそのままうけいれる)、呼吸の瞑想などをリードしている世界的な精神指導者。