過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

利用者のお年寄りと幼い子が出会える場になったらいい

きょうのデイ。

利用者の送迎。ホールでは、いつものように、利用者さんの昔話、戦争体験、戦後の苦労話などを聞いたりしていた。
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施設の前のホタル公園に、Sちゃん(3歳の女の子)が遊んでいた。養護施設のスタッフもいた。Sちゃんは、いつも「あかりちゃんのおとうたん」と呼んでくれる。

その養護施設は、児童が学校に行っている間、保育所もやっており、あかりを3歳のときから、時々預けていた。いまも、14時に幼稚園が終わると、17時まで預かってもらっている。

ちょうど近くなので、二人をデイサービスの施設に案内した。利用者さんは、幼い子が来たので、喜んでくれた。

家に戻ると、今度は、あかりが外で遊びたいと言う。それで、ホタル公園に連れて行く。帰りにデイの施設に立ち寄る。

この施設は、あかりにとってもう4年近く、訪ねていることになる。あかりは、どたばたと動き回って「もう帰る」と言い出したが。
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このように利用者のお年寄りと幼い子が出会える場になったらいい。休日には、親子が一緒に食事をしたり、交流できるような場にもしていきたい。

さらには、地域の面白い人の講座の場。たとえば、猟師、書家、陶芸家、アーティスト、郷土史研究家、買い物難民のためのサービスをしている人などに、お話をしてもらう場にしてもいい。

子供の学習塾みたいなことも可能かもしれない。なにかを教えるというよりも、自分で学習する場として。わからないところがあれば、聞いてくれればいいというような塾。

ともあれ、この施設が、地域の寄り合い場、世代を超えた出会いの場になっていけたらいいなと思う。そのためには、ちゃんと事業が継続できるように経営をしっかりやらねば。

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