過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

2014-04-01から1ヶ月間の記事一覧

ゆかいな仲間たち

先日、地元の山奥で「山の楽市」というフリーマーケットが催された。そこで出会った仲間たち。大半が70を超えているんだけど、気持ちはめちゃめちゃ若い。ぼくの右から、元パイロットで北遠の森を広葉樹にしたいと燃えている今井さん、認知症のお年寄りのた…

チラシを表紙にしてノート作り

思いつき、ひらめきはメモしている。記録というよりも、自分との対話だったり、新しいひらめきをよびこむためだ▲脈絡もなく書く。気ままに書く。そのうち、気づきが湧いてくる。実現のヒントが湧いてくる。モチベーションが起きて、次の行動にシフトしやすい…

数学者の森毅先生のこと

20年日記をFileMakerで書いている。去年の今日は、一昨年は、その前は、と読み返す。ちっとも成長してないのがよくわかる▲ところで9年前のきょう、数学者の森毅先生にお会いした。京都の「こい茶屋」という雅びな茶店で取材さてせもらった▲まことに飄逸な人…

椎茸の菌打ち作業   40本のホダ木に1000個の駒木を打つ

きょうは、やっとシイタケの菌打ちをした▲ちょっと季節的には遅いんだけどね。いつもの強力な助っ人、飯尾さんと40本のコナラの木(1〜2メートルの長さ)に、椎茸の菌を1000個打ち込む。半日作業だった朝、電動のドリルを玉木さんから借りた。かなり強力なや…

民間の助成金への企画申請 累計10本

民間の助成金への企画申請がいまマイブーム。今月は5本、企画書をつくって送った。庭野平和財団、ドコモ、タカラ、全労済、キリンなどの財団の助成金だ▲今年になって累計10本だした。もしも企画が採択されたら(打率2割くらいかな)、予算もおりるわけで、あ…

昆布だしの白湯をお茶がわりに   デトックス効果も

アーユルヴェーダの続き▲南インドのケララ州を旅したときに、風邪をこじらせて上の血圧が80くらいになったことがあった。医者にみてもらい、処方された薬を街中に買いに行くと、たくさんの数のアーユルヴェーダの専門店があった。店内には、ずらっと薬草の入…

アーユルヴェーダの第一人者・幡井勉先生を訪ねたときのこと

インドの伝承医学・アーユルヴェーダのことを書いていて、幡井先生のことを思い出した▲先生は、アーユルヴェーダの第一人者で、鍼灸、漢方、西洋医学の長所を取り入れて治療に活かしていた▲先生をお訪ねしたのは、10年も前のこと。元聖路加病院の婦長をされ…

春の山菜はありがたいけど、食べ過ぎて日光過敏症になったことがある

この山里は、春の山菜がたくさん。タケノコにフキ、ワラビにゼンマイ、セリにノビルに……。おいしくいただきたいところだが、ほどほどにしている▲というのは、山菜をとりすぎてえらい目に遭ったことがあるから。二年前のことだ▲春の草なら、どんなものでも食…

裏庭でタケノコ掘り

〈雨後のタケノコ〉ということわざがあるけど、雨がやんだので裏庭でタケノコ掘り。こないだ7本堀ったばかりなので、そんなにはなかった。やっと3本だ。さっそく糠と一緒に煮立てているところ。炎の勢いがあるので、ランが怖くなったのか、家の中に逃げこん…

SBSラジオの生放送でわがやで歌うことになった

先日、突然、SBSラジオの方が訪ねてきた。「おもしろいことをやっていて、いろいろな楽器があるということを聞いてきました。生放送でなにか歌ってくださいませんか」という▲よくわからないけど、おもしろそうなので、いいですよ、と。でも、いきなり生放送…

郷土史家の木下さんを訪ねた  和文タイプを打ち込んだ本、さらには桜の植樹千本にはおどろいた

きょうは郷土史家の木下さんを訪ねた。今年80歳になる。著作は30冊ほどもある。つねに研鑽に余念がない▲ときおり訪ねては、北遠の歴史のことを学ばせてもらっている。いつも五時間くらいのお話になる。訪ねるたびに感銘することもしばしば。若い頃に書かれた…

やっぱりヤマザクラがいい  吉野のサクラは千本塔婆という説も

じつは、サクラが苦手だ。一斉に開花するソメイヨシノが。なにしろ派手やかに見事に、一斉に咲く。どうだ、めでたいだろう!という晴れやかさ。で、いつも、ぼく自身はちっとも晴れやかな心境じゃないので、そぐわないなあと感じている。みんなが出かけてい…

野良仕事をしてやっとタケノコ掘り

きょうは珍しく野良仕事をした。いつもの強力な助っ人・飯尾さんにきていただいて、一緒に作業。なにしろ一人じゃ、やるぞお! というモチベーションが湧かない。飯尾さんは、仕事が丁寧、きれい、粘り強い、力があるということで、ぼくにないものをもってい…

春野文化センターの使用料のその後、新聞記事になった

先日、春野文化センターの使用料の支払いシステムが、おそるべき非効率と書いたが、今朝、中日新聞がこういうふうに記事にしてくれた。行政の非効率はけしからん!という論調でなく、市民の要望を取り上げてスムースに迅速に改善されたという文脈。名前と顔…

北遠地方の広報をするフリーペーパーを発行しようと

昨日は、デザイン会社を経営しているプロデューサーであり、フリーペーパー「 エコノワ」を発行している松下さんがきてくださった。楽座という浜松市主催の講座で、田舎暮らしのお話をさせてもらったときの出会いだ。ぼくは、広告とかデザインが大好きだ。本…

猫たちが道の真中でとうせんぼ

図書館の帰りに山道を車で移動していると、猫たちが道の真中でくつろいでいる。パッシングしてもクラクションを鳴らしても、へっちゃら。まったく悠然としている。ちゃんと挨拶していけ! と言っているようなので、車から降りて挨拶したらどいてくれた。この…

竹細工の梅沢さんが山奥からきてくださった

きょうは、竹細工の梅沢さんたちがきてくれた。そのお弟子さんが、可愛いママさんの中林さん。お子さんを連れて、毎週、梅沢さんの住む山奥の集落まで習いに行っている▲梅沢さんは、近頃であった方のなかでも、とりわけ感銘した方だ。いま82歳。その人柄がと…

カタクリの群生地を発見した

近所にカタクリの群生地を発見した。うれしい。群生といっても100本くらいだけどね。2週間くらい前なら、もっとたくさん咲いていたようだ。わがやから車で10分くらいの山奥。むかしは、この根っこがカタクリ粉。いまはジャガイモのでんぷんがカタクリ粉。

いろいろと炭焼き窯を見に行った

竹炭をつくることにきめたので、きょうは炭焼き窯を見に行った▲まずは鈴陽鉄鋼にあった鉄窯。かなり錆びているが、そのまま土に埋めれば使える。これがいちばん手っ取り早い。もっとも、譲ってくれるかどうかはわからないが。つぎに、天野さんの窯(写真上)…

放置竹林を伐採して竹炭をつくるという企画

この山里は、放置竹林が多いのでそれを伐採して、炭焼き窯で竹炭にしてみたらおもしろい。でも、炭焼き窯をつくるのに費用がかかる。ならば、助成事業をみつけよう▲ということで、きょうは「全労済」の助成事業に応募した。30万円の助成金の申請をした▲炭焼…

脳梗塞の母と姉たちと桜見物に出かけた

昨日は、桜を見たいという88歳になる母とフランス料理。二人の姉と京子さんの五人で、天竜川水系のドライブ。桜はもうかなり散っていたが▲母は2年前の脳梗塞で右半身が動かない。車椅子での移動だ。働きもので、裁縫などものすごく器用な母だったけど、いま…

うちのガネちゃんはもう20歳を越えているような

すっかり春、だけどまだ寒いね。シュラフに湯たんぽいれて、それをはいて仕事している。下半身が暖まれば、とても快適▲冬の間、うちのガネちゃんは、常時40℃にセットした足湯器の上で寝ていた。春になってスイッチを切ったので、どこかに行ってしまった。お…

春野文化センターのことは一日で改善。役所はトップに直接言うと、はやいな。

一昨日の非効率な役所仕事に対してのクレームは、たった一日で迅速な対応があった▲やはり改善を図るには、責任あるトップに直接、伝えるのがはやいな。下から攻めていったら〈十年一日のごとし〉だとおもう▲事の経緯は以下──。この山里の地元、春野文化セン…

怒りの起きる瞬間をつかまえる、怒りが解き放たれた瞬間をつかまえる、怒りを収めようとする瞬間をつかまえる

〈怒り〉を観察するというのが、大きなテーマだ。近ごろ、怒りが沸(湧)いた事例が二つ▲一つは、失礼なものの言い方で突っかかってきた相手に対して、怒鳴りつけたこと。一つは、お役所の非効率な対応についてクレームをつけたこと。後者の方は、組織の上へ…

50円の請求書の発行に82円の切手を使い、事務職員が請求書の発行と入金確認、こちらは振込に1時間もかかる。

いま行政にクレームを入れているところ。こういう背景だ▲先日、会議のために地元の春野文化センターを使用した。センターは現金出納をしないので、400円の使用料のために、わざわざ請求書を封書で送ってくる▲ところが、支払いは郵便局では受けつけていないし…