過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

50円の請求書の発行に82円の切手を使い、事務職員が請求書の発行と入金確認、こちらは振込に1時間もかかる。

いま行政にクレームを入れているところ。こういう背景だ▲先日、会議のために地元の春野文化センターを使用した。センターは現金出納をしないので、400円の使用料のために、わざわざ請求書を封書で送ってくる▲ところが、支払いは郵便局では受けつけていないし、口座番号が記載されていないので、ネット振込もできない▲ので、近くの銀行まで振り込みに行かなくちゃならない。車で往復40分と待ち時間20分をつかった。普通の人なら仕事を休んでいくことになる。

ところが、今朝の電話だ。文化センターで請求金額を間違えていたらしくて、「追加料金の請求書(おそらく50円くらい)を発行する」という▲しかし、こちらは50円の振り込みのために、また車で往復40分と待ち時間20分かけることになる▲しかも、文化センターは、50円の請求書の発行に82円の切手を使い、事務職員が請求書の発行と入金確認をするわけだ▲こんなんで、役人さんたちは給与をもらって仕事をしているってことか……。それって、非効率すぎて、おもしろすぎるじゃないか。

こんなやり方、改善できないのかと文化センターに伝えると、窓口の女性は、「私に言われても困る。わたしも、手間がかかって仕方がない。文句があるなら市長に言ってください」という対応▲で、館長にかわりますという。「その場で現金出納にすれば、利用者がラクになるじゃないですか。システムを変えてもらいたい」と言うと、館長はただ「すみません、申し訳ありません」と謝るだけで、なんの改善案も提示しない▲これはラチがあかない。では、上の部署の責任者を教えてほしい」と言った。

すると、「協働センターです」。「ではその上は?」。「天竜区役所」です。「そうじゃなくて、機能としての上の部署は?」。「生涯学習課」です▲生涯学習課に電話すると、課長がいない。課長補佐にかわるというが、権限のない人と話をしても時間のムダ。その上は?というと、文化政策課という。これも課長がいない。では、その上は? 市民部長という。これもいない。ので、至急、折り返し電話してもらいたいと伝えた▲で、たったいま市民部長から電話があって、事実を伝えたところである。しかしただ、謝ってもらうだけでは意味がない、システムを改善してもらわねば▲この件は、いくらなんでも非効率の最たる事例。おそらく「一事が万事」。あちこち、こういうことがあると思う。なので、もうすこし追及していったほうがよいかと思っている。