過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

椎茸の菌打ち作業   40本のホダ木に1000個の駒木を打つ

きょうは、やっとシイタケの菌打ちをした▲ちょっと季節的には遅いんだけどね。いつもの強力な助っ人、飯尾さんと40本のコナラの木(1〜2メートルの長さ)に、椎茸の菌を1000個打ち込む。半日作業だった

朝、電動のドリルを玉木さんから借りた。かなり強力なやつで、ぼくが持っているインパクトドライバーの100倍の効率だ▲まず種駒を打ち込むための穴を開ける。種駒というのは、木片にシイタケ菌を繁殖させたもの。種駒を穴に詰めたら、木槌でスコンスコンと打ち込む。

菌を打ちおわると、杉の林の日陰のところに放っておく。来年の秋くらいからシイタケが出てくる▲鹿がやってきてシイタケを食べてしまうので、網を張っておく。あとはとくに世話は要らない。

ホダ木は、年末に切って倒したままにしておく▲春になって適当な長さに切って運ぶ。これがかなり重たい。菌打ちしたホダ木は、3〜5年くらいもつので、毎年、コナラの木を切っては補充する▲一人じゃできない作業も、二人だと楽しくすすむ。山仕事は、仲間づくりが第一だね。