過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

2018-03-01から1ヶ月間の記事一覧

きょうはぼくの最終講座

きょうはぼくの最終講座。「看とりとおくり」。7回目となる。これまでは、ぼくがインタビュアーで司会。講師の話の引き出し役。今回は、自分だけとなる。人の話を引き出すのは、得意なほうなんだけれど、自分で自分の世界を伝えるというのは、どうも苦手。ま…

桜の満開の中、毎日、歩いて出勤するあかり

はい。桜の満開の中、毎日、歩いて出勤している。あかり。

あかりは、一緒に運動に参加させてもらう

きょうの「みんなの家」(デイサービス)。あかりは、一緒に運動に参加させてもらう。みなさん喜んでくれる。こんな場所がちかくにあって、ありがたいこと。動画https://www.facebook.com/ichirin123/videos/1730782320293766/

最後は、池谷自身の母のおくり体験の話

3月31日(土)で、「看とりとおくり」の連続講座は完了。最後は、池谷自身の母のおくり体験の話。お坊さんよばないで、自分でお経をよみ、四十九日も、みんな自分でお経をよんだ。そんな体験と、これまでの講座の仏教、神道、キリスト教、インドの死生観の…

死ぬまでえんえんと仕事がつづくのだと思うけれど

今月は、あまりに過密だった。「第3回 神社・寺カフェ」のイベントが同時に26か所で行われた。主催者なので、挨拶だけでもしなくちゃいけない。けれども、あまりに過密スケジュールで無理。電話だけで挨拶させてもらう。本作り。「産前産後の妻から夫に伝え…

わ、こわい。遠目で見ている

公園でカヤックスクールのトッシーとラブのラクに出逢った。遊びに来ていたおねえちゃんたちは、大丈夫だよというけど、あかりはこわい、こわい。遠目で見ている。

僧とはサンガのこと 教えを学び合う集い

仏教の三つの宝。それは「仏法僧」といわれる。まず、仏=ブッダが宝である。ブッダとは、真理に目覚めた人の意味である。ゴータマ・ブッダ(お釈迦さま)は、みずから解脱しその修行法、教えを伝えた人格者だから、仏教徒はブッダを宝と思い尊敬する。つぎに…

農業の一年の冊子作り

この3日間は、農業の一年の冊子作り。せっせと32ページ。写真は150枚の配置。なんとか完成。ふりかえると、無農薬の田んぼ、よくやってきたなあと感慨深い。Mさん来訪。手作り味噌を持ってきてくださる。そして、たのしい仏教談義。仏教や宗教の話になると…

年齢差90歳

年齢差90歳。おじいちゃんたちは、大正15年、生まれの寅年。亡くなった母と同い年。近くのデイサービス・みんなの家で木のジグゾーあそび。

満開の桜の世界をあるく

朝と夕方、親子で、満開の桜の世界をあるく。あいかわらず山積み仕事で落ち着かないけど、まぁ、これが宝の世界だと思って。この「時」を味わう。

「インド人の死生観」の講座。横田スワリナリさん

第6回目「インド人の死生観」の講座。横田スワリナリさん。インド哲学のエッセンスを語ってもらった。参加者は、熱心に聞いてくれた。いずれ本にしていく予定。今後は、インド世界の講座を継続して展開していく。インドの神々と仏教との関係。インド料理、お…

さらに回を重ねていくと、こんどは参加者同士の交流が始まってくると思う

きょうは「看とりとおくり」の第6回目「インド人の死生観」。来週の「自分で親をおくる」で完了。ほとんどいつも時間前に参加してくれている。ぴったり14時から開催することができる。ついでに聞こうとか、様子を見にきたという感じじゃなくて、ちゃんと聞こ…

朝の散歩は気田川の河原まで

朝の散歩は気田川の河原まで。リヤカーならではだけど、大きな石がゴロゴロしてて。さすがにとおちゃんは疲れた。

「看とりとおくり」の講座は、笠井キリスト教福音教会の神戸輝明牧師に

きのうの「看とりとおくり」の講座は、笠井キリスト教福音教会の神戸輝明(かんべてるあき)牧師に話をしてもらった。神戸さんは東大で森林環境科学を修めた秀才で、一流企業に進まず、牧師という清貧の道を歩むことになった。そんな生き方の話。そして、思…

坂口安吾の「堕落論」を読んだ

坂口安吾の「堕落論」を読んだ。すこしピックアップしてみた。池谷が勝手に改行。文脈も無視して抽出。安吾、さすがに文章力、すばらしい。青空文庫で読める。 - 半年のうちに世相は変った。「醜(しこ)の御楯(みたて)といでたつ我は。大君のへにこそ死な…

神社(3)国家の管理する神道は、明治政府がつくりあげた

神社(3)国家の管理する神道は、明治政府がつくりあげた。いわば「国家神教」といえる。その教主であり礼拝対象は、天皇とその皇祖たち。天皇は「現人神」(あらひとがみ)とされた。その教典は、「教育勅語」といえようか。天皇は皇室の先祖を敬い、国を安…

「看とりとおくり」の講座は「キリスト教の死生観」続いて「インド人の死生観」

3/24(土)「看とりとおくり」の講座の「キリスト教の死生観」です。これまでは仏教と神道の話でしたが、今回は、キリスト教です。そして、翌日3/25は、「インド人の死生観」とつづきます。「キリスト教の死生観」は、笠井キリスト教会の神戸牧師にお聞きし…

神社(2)あらゆる神社を国家によって系列化した

神社(2)明治政府は、いわば薩長と一部の公家(岩倉具視など)によるクーデター政権であり、そこには権威がなかった。そこで、将軍に替わる権威として持ち出したのが、天皇制である。天皇こそが現人神(あらひとがみ)であるとして、国家に君臨させる。これ…

神社(1)すこし神社の背景を整理してみよう

神社(1)神社の数は、全国で8万余。お寺は7万7千。神社の定義にもよるが、祠みたいなものも含めれば、大変な数になる。ぼくが「神社・寺カフェ」を企画して3年。神社の参加はとても少ない。一つには、神社を訪ねても、やり取りする相手がいない。集落が…

「古代インドの智慧と静寂 祈りの響きと歌」──シャンタ・アムリタジの講話の集い

「古代インドの智慧と静寂 祈りの響きと歌」──シャンタ・アムリタジの講話の集い(予告です)仏教の源泉であるインドの智慧に触れる一日。インドで出家して献身(ヴァクティ)の暮らしをしている友人が、来日するので講演会をひらくことになった。5月に来日…

あかりちゃん、お仕事ない。お仕事、ないよ。ないよー

父ちゃんも母ちゃんも、パソコンに向かって仕事している。あかりは、「動画見せて」とやってくる。動画を見せながら、となりで原稿を書く。長時間は見せないことにしている。はい、おしまいというと泣き出す。でも次には絵本を持ってくる。今度は、絵本の読…

山里に不動産がたくさんあっても、いいことはない

山里に不動産がたくさんあっても、いいことはない。農地など二束三文。売るのは無理。もらってくれる人もいない。ただ、農地は固定資産税はほとんどかからない。しかし、草刈りなど管理がたいへんである。きょうの来訪者は、土地の相談ごと。Aさんは、山里に…

若い才能が花開いていくのに接する

この大きな絵を彼女が一人で完成させた。若い才能が花開いていくのに接することは、とても嬉しいこと。こちらも元気になる。仏教絵画、チベットのマンダラみたいなものも、描いてくれるとお寺などから注文がありそうな気もした。そんなことで、インドの話や…

禅宗の向令孝さんによるお話。テーマは「死を見据えて生きる」。

「看とりとおくり」の講座の4回目(全7回)は、昨日行われた。禅宗の向令孝(むかい・れいこう)さんによるお話。テーマは「死を見据えて生きる」。葬儀はどのように、お墓をどうする、という話ではなくて、人の死よりも自分の死にどう向き合うか。自分が…

星を見上げること、仕事をけっしてあきらめないこと、愛がそこにあることを忘れない

ホーキングの言葉。人生についてのインタビューに答えて。一つ。星を見上げることを忘れないで。足元は見なくてもいい。二つ。仕事をけっしてあきらめないこと。仕事は人生の意義と目的を与えてくれる。それがなかったら、人生は空っぽになってしまう。三つ…

秋葉信仰の里坊のお寺探しに訪ねてこられた

秋葉信仰のおおもと、秋葉寺(しゅうようじ)の奥の院の世話人をされている中村さんが来訪。京都のお寺の尼さん(坂神社のちかく、東景寺の住職)をおつれてきた。いずれも「神社・寺カフェ」を企画したことによる縁だ。東景寺のおおもとの寺が、この山里に…

すべてのことはボーナスのようなものだった ホーキング博士

こんなインタビュー記事を見つけた。 ああ、ホーキング博士が亡くなったんだった。 - 21歳のとき、人生の期待値はまったくゼロになった。 それからというもの、すべてはボーナスのようなものだった。 (運動ニューロン病の診断を受けたとき)My expectations…

各国の教室の座り方

座席の配置の仕方で、場の流れがいろいろと違ってくる。かつてサラリーマン時代、ドイツの現地法人を訪ねた時、日本人の部屋は机を並べて仕事していた。隣同士、向かいとも会話がしやすい。いっぽうドイツ人の部屋に行くと、各自バラバラで、机周りに観葉植…

漢文の書き下しから

古代から日本は中国の文化を取り入れて、制度も学問もほとんど輸入した。宗教(儒教、仏教)も。とくに文字だ。漢文という外国の言葉を、そのまま読み下せるようにしたのがすごい。日本の知識人は、白文をそのまま読めたし、書けた。漢文の書き下しというの…

講座と椅子との関係

いま講座(看とりとおくり)を開いているので、椅子の配置を考える。講師による一方的なお話で参加者は聞いてメモをするだけというのは、教室型のほうがいい。参加者同士のやりとり、わかちあいを進めようと思うと、コの字型がいい。はじめにそのやり方でや…