過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

講座と椅子との関係

いま講座(看とりとおくり)を開いているので、椅子の配置を考える。講師による一方的なお話で参加者は聞いてメモをするだけというのは、教室型のほうがいい。

参加者同士のやりとり、わかちあいを進めようと思うと、コの字型がいい。はじめにそのやり方でやってみた。(1枚目)

ところが、会議室を借りると、テーブルの移動が手間だ。会場の手配、マイクなどの設置、受付、講師との対応、司会進行しなくちゃいけないときには、負担だ。終わったら原状復帰。このときには、講師のお坊さん、田中さん、朝日新聞の記者に手伝ってもらう。

次には会議室はやめて、44畳の和室を借りた。椅子がないのでラクだ。ところが、部屋が縦長で、みなさんは後ろに行っとしまう。遠い。座る姿勢も、ぱらぱらでなんとなくしまらない。(2枚目)

どうぞ前へと呼びかけなかったので、距離感があった。しかも、マイクを手配してなかったので、声が届きにくい。1時間も話をすると、とても疲れた。

そこで次は、和室用に椅子をセットした。まず教室型に並べて一時間のお話をしてもらう。のこり一時間は、輪になって意見を述べあうということにした。和室用の椅子は、軽くて高さもちょうどいい感じ。講師のお坊さん、神職の方にも、参加者にも手伝って運んでもらった。(3枚目以降)

毎回、こうして工夫を重ねていくことになる。