過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

デイサービス

切断機と電動ドライバー。これがあれば、いろいろ作れる

歌詞カード(ひとつがA3が4枚ほどの大きさ)は150枚になった。整理がたいへんになったので、倒れないように、移動できるようにキャスター付きの台を作った。ぼくのことだから、ものすごく大雑把だ。しかし、機能は果たしている。ついでに適当に椅子も作っ…

山里の過疎地は反転上昇することがあるのだろうか

年末年始に出会った人の平均年齢は、88歳。 ①86歳(ひとり暮らし)の女性、来訪。スマホが通じないというので電源のリセットと充電のサポート。スマホの使い方をアドバイス。お餅をいただいた。亡くなった父親の尋常小学校の生徒代表の答辞の原稿ができたの…

保育事業もスタートしたのだった

広葉樹の林はほんとうにうれしい。今年は介護事業に加えて保育事業もスタートしたのだった。施設の利用者は2歳から100歳。人と深く関わることになるので、たくさん学べる。ありがたい日々。

なんと100歳だ

12月30日にふみ子さんのお祝いに行ってきた。自宅で過ごされている。無邪気で可愛らしい方である。プレゼントは、手製のパズル。よく一緒に歌を歌ってくださる。

門松。こんな程度で。

即席の門松。切ってきてセットまで所要時間10分。とりあえずは、こんなところで。

高齢者の生活保護について

生活保護を受けたいという人が増えてきた。 高齢(80代)になってひとり暮らし。子どもがいない。年金は一ヶ月に7万円余。持ち家で借地。これでは暮らしていけない。生活保護を申請したいという相談を受けた。 いま計算してみたら、受給額は7万円弱。貸家…

収納スペースは倍増する

スーパーハウスの移設中。ハウス(4.5メーター×2メータ)が10棟。さらには、貨物列車の貨車が3両。すべてこの施設の敷地に移設するつもり。収納スペースは倍増する。 しかしユニックって便利だなあ。なんでも運べる。ユンボとユニックは操作できるようにな…

手間のかかる面倒なことを、いかに楽しくやれるか

面倒なことを楽しくやるにはどうしたものか。 ①とにかく、手をつける以外にない。「やるしかない」と覚悟する。②いきなり全部やろうとすると気が滅入るので、仕事を細かくブレイクダウンして書きだす。③書き出したもの一つひとつをみれば、難しくはない。片…

トラクターで遊ぶ

トラクターで耕している途中。子どもたちのおもちゃになってしまった。畑にするつもりなんだけど、ここは子どもの遊び場のほうがいいかもしれない。ティピ、竹のジャングルジム、竹のブランコに間伐材のシーソーを置いたりするかな。

地域の人たち呼びかけて、定期的に歌の集いをもつ

施設では、毎日、歌は20曲くらい歌う。童謡、唱歌、戦前・戦後の歌謡曲。演歌、抒情歌、民謡に賛美歌、なんでもあり。利用者さんも歌が大好きだ。 なによりリードする自分自身が、歌うことで元気をもらえる。 ---------------------- 100歳になるFさんがこ…

もっとも厄介なのが、ススキ

雑草の中で、もっとも厄介なのが、ススキだ。 エンジン草刈機で刈っても刈っても、新しい茎が出てくる。 今年は、草刈りを放置していので、えらいことになっていた。 ススキの地下茎がぎっしり逞しく張っていた。まるで強固な城砦。 ------------------- 株…

歌詞を見ると、Fさんはもう「いいかね」という

今月で100歳になるFさんを迎えに行く。いつものことだが、施設の玄関に着いて、さあ入りましょうというとき、「足が痛い。もう帰る」といわれる。 無理強いしてもいけない。また帰られても家の人が困る。 で、いつものように、クルマの中に大きな歌詞を用意…

新聞紙のちぎり絵 おもしろい

新聞紙のちぎり絵の初作品。 露天風呂があまりに熱くなりすぎたので、風呂の蓋をあけたまま冷めるのを待つ間、作ってみた 新聞紙をちぎって、赤カブあたりをイメージして作った。しかし、すこしずつ変容していった。テキトーさんと偶然性であそべる。 新聞紙…

20畳のフリースペースができた

オープンテラスがほぼ完成。20畳のフリースペースができた。あとは、入口の階段をつけて、片付けをしておしまい。 ここから、ティピ、縄文式の家、カマド、ピザ窯、パン焼き器など、すこしずつつくっていく。

青空のもと、声を響かせるのは心地よい

オープンテラス建設中。朝、青空ヨーガと瞑想できるのが嬉しい。あかりもヨーガみならい。おえかき。インドの歌をうたっていた。青空のもと、声を響かせるのは心地よい。近所のおじさんがやってきて、戦前歌謡を一緒にうたう。この方は81歳。草野球チームの…

ヤママユの飼育

山繭を飼育して織物までやっている友人がいて、飼育するための林がないので、サポートしてもらいたいと相談を受けた。 山繭は、天蚕とはちがって、桑の葉を食べない。クヌギ、ブナ、コナラなどを葉っぱを食べる。そのため、室内で飼育できない。それらの樹木…

ひろびろとした天空の下

ぼちぼち進んでいる。あと2日かかるかな。半分を屋根とした。半分は青空のまま。ひろびろとした天空の下というのがいい。ここは瞑想スペースになりそう。

司法書士が謄本を送ってこないので

" data-en-clipboard="true"> " data-en-clipboard="true">「わたしはこれまで、たくさんの土地の登記を自分でやってきた。それこそ30分もあれば登記できる。それをあえて、司法書士さんに依頼してお金も払っているのに、1ヶ月もかかって謄本も届かないとい…

マンダラの塗り絵に集中

大正15年生まれの94歳。マンダラの塗り絵に集中される。 この安定した色彩のグラデーション。細密さ。一日に2〜3枚は仕上げる。来年の春には、「個展やりましょうか」と言っているんだけど。 いつも穏やか。あんまりお喋りはされないけれど、童謡、唱歌、…

移動式パン焼き器

くんまから水野さんが、移動式のパン焼き機をもってきてくれて、フォカッチャ(Focaccia)を焼いてくれた。みんなでつくるのは楽しい。おいしい。 このパン焼き機は、電気温水器(200リッター)の廃材を活用してつくったもの。もちろんピザも焼ける。焼き芋も…

すんなりひとつの部署で集中的に機能的な結びつけられたらいいんだけど

最近の事例。 Mさん86歳:ひとり暮らし。圧迫骨折4度目。現在入院中。親戚は近くにいない。子どもは先に亡くなった。きょうだいは、片道7時間の遠方。そて、これからどうするか、どうなるか。通えるときはデイサービスに来ていただいて、それでも動けなく…

6メーター四方(20畳余)のオープンテラス

6メーター四方(20畳余)のオープンテラスが、出来上がりつつある。さて、これに屋根をつけるかどうかが悩ましい。 屋根がないほうが青空のもとで、スカッとして気持ちがいい。しかし、もろに雨や紫外線にあたるので、木の劣化が早い。 そうすると、屋根が…

帝国データバンクが調査のために訪ねてきた

" data-en-clipboard="true"> " data-en-clipboard="true">帝国データバンクが調査のために訪ねてきた。二度目である。 こんな辺鄙な山里の、介護施設として認可されてまだ一年もたたない零細な施設に、わざわざ帝国データバンクが調査に来るのは、どうして…

基礎石と束柱を埋める

オープンテラスづくり2日目。パチェコさんたちが工事。ユンボで穴を掘って、基礎石と束柱を埋める。ペイント缶に柱を立ててセメントを流した束石が24本。次回は、大引き材(または根太材)を打ち付ける。それができたら、板を貼ってゆく。広さは、6メーター…

ヤギのメリーちゃんが草を食べに来てくれた

ちかくの養護施設で飼われているヤギのメリーちゃんが草を食べに来てくれた。 来年の夏は、草刈り用にメリーちゃんを借りることにした。施設に出かけて、リードを引っ張って連れてくる。杭を打ってそこにつないでおけば、360度ぐるりと草を食べてくれる。 ヤ…

「水師営」と「君死にたまふことなかれ」

「水師営」。乃木大将とロシアの将軍ステッセルとの会談の歌。80歳以上の人は、この歌をよく知っている。尋常小学校で盛んに歌われていた。おなじ時代の歌で、「桜井の訣別」(大楠公の歌)も、みなさん歌える。なので、施設ではよく歌のリードをする。きょ…

移動図書館がきてくれる

移動図書館のバス。毎月きてくれる。施設にいながら100冊、借りられる。 こちらは介護施設としての利用だが、こんど、保育の事業だけでも新たに申請してみよう。そうすると、あらたに幼児、子ども向けの本をまた100冊かりられそう。 図書館の方も「よろこん…

6メーター四方のオープンテラス着工

" data-en-clipboard="true"> " data-en-clipboard="true">施設の敷地に、6メーター四方のオープンテラスを作ることにした。本日、着工。3密対策。 屋根はなし。青空が広がる空間がいいので。暑いとき、雨のときはタープを張る。 畑で作った野菜を料理して…

便利屋猿ちゃん

過疎地の買い物支援と見守り 猿田光里さん(浜松市天竜区在住、75歳) 山里暮らしのたいへんさは、買い物が不便なことです。高齢になると、歩いて行くのはたいへんなこと。なにより過疎地の山里には、もう店がなくなってきています。 そんな過疎高齢化の著し…

「どうやって死んでいくか」ということが、いつも話題になる

やはり「どうやって死んでいくか」ということが、いつも話題になる。 とくに高齢でひとり暮らしの人は、このテーマは切実だ。 もしものとき、どうするか、どうなるか。 そのためには、なにをしておいたらいいか。 ------------------- もしものときは、ぼく…