過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

2017-06-01から1ヶ月間の記事一覧

どこでどのように死をむかえるのか

最期の時間の過ごし方をどうするか。どこでどのように死をむかえるのか。大きな課題だ。昭和30年代くらいまで、自宅で亡くなるのが主流。ざっと8割だ。平成に入って、病院で亡くなる人が8割だ。自宅で死を迎える人は1割くらい。厚生労働省のデータより…

ちぎり絵の本づくり

大豆の種まきのための草刈りと耕うんは、豪雨のために明日に延期。きょうは、ちぎり絵の本づくり。1枚1枚、トリミングして画像補正。これを一冊のフォトブックにする。最初の絵は、天浜線の電車が、都田駅のちかくの森の中を走っているところ。

憲法前文(5)政治道徳の法則

憲法前文(5)「われらは、いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであつて、政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則に従ふことは、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立たうとする各国の責務であると信ずる。日本…

憲法前文(4)平和のうちに生存する権利

「われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。…

日本にはアメリカの軍事基地がたくさんある

こんな山里に暮らしていると、ほとんど意識することがないが、日本にはアメリカの軍事基地がたくさんある。なんと、135か所もあるんだそうな。たとえば、東京に7つ。神奈川に16。長崎13。沖縄37。基地だけではない。訓練空域、訓練水域というのがあって、日…

憲法の前文を読む(3)崇高な理想とは? 平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼?

「日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。」センテンスが長いので、ブツ切れにしてみた。日本国民は、恒久…

カブトエビをつかまえにいく

昨日は雨の中、カブトエビをつかまえにいく。ザルのひとすくいで2〜3匹とれる。一時間ほどかけて、みんなで500匹くらいはとれたろうか。夕方、楽舎の田んぼに引っ越しとなった。が、今朝、観察してみてもみあたらない、田んぼがひろいので、5万匹くらいい…

企画、執筆、編集、デザインも、新聞の制作、印刷・製本、さらには販売のルート作りも

企画、執筆、編集、デザインも、冊子やパンフ、新聞の制作、印刷・製本、さらには販売のルート作りもするというのが、いちりん堂の仕事。原稿をもらう。読みやすいように直す。もの足りないときには、電話インタビューして代筆したり、書き加えたりする。小…

昨日、とどいた。「神仏和合で日本の自然は守られてきた」

昨日、とどいた。「神仏和合で日本の自然は守られてきた」。ぱらぱらと見た。うん、大丈夫だ。きっと。じつは「追慕抄」(左の冊子)のほうは、写真のキャプションを間違えて、刷り直し300部。今回の紀伊山地霊場会の本は、なにしろ2,500部だ。緊張するな。…

地震が頻発する 浜岡原発は……

プレートとプレートの間に地震が頻発する。そして「中央構造線」と呼ばれる大規模な断層帯の上に。南海トラフに地震がきそうだ。東南海大地震、確実と。大津波もくるだろう。南海トラフ地震が発生した場合に、いちばん危険だと懸念されている原発が、浜岡原…

Amazonでオイルを手配

15万キロの走行距離の愛車は、前も後ろも右も左もボコボコ。運転が荒くて注意散漫な上に、山道を走るということもある。こないだのブラジル人の中古車屋になおしてもらおうと思った。4万円でバンパーとリアのドアを交換してくれる。でも走るたびにオイルが…

(2)憲法前文の続き。

「そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであつて、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。これは人類普遍の原理であり、この憲法は、かかる原理に基くものである。われらは、これに反する…

憲法の「前文」がわかりにくい

日本国は法治国家である。法による支配である。国家権力もそれによって縛られる。みんなできめたルール(法)がいちばん権威がある。そのルールのもとに人々は平等である。その法というものの、おおもとが「憲法」である。「憲法」は、すべての法律の大前提…

カブトエビの観察会を行います。

カブトエビの観察会を行います。明日(6月25日、日曜日)、カブトエビをすくいに行きます。興味のある人は、田んぼを案内します。小雨決行。田んぼの持ち主で、アイガモ農法の中道さんにも、きていただいて、お話を伺います。有機農業のこと、アイガモ農法の…

事業をつづけている外国人たちのチカラ

日本という外国にきて、言葉をおぼえ、暮らしにもなじみ、結婚し、そして自立して事業を始める。こういうひとたちの意欲、熱意、仕事のキレ、客をつかむチカラというのは、すごい。いろいろと多彩、異能、すぐれた人たちに出会う。友人のネパール人は、新潟…

ついにカブトエビを発見した

おお、いる。いる。すごいぞ。ついにカブトエビを発見した。アイガモ農法でいろいろと教えてもらった中道農場の田んぼに、たくさんいた。ホームセンターで、中道さんとばったり出遭った。立ち話をしていたら、カブトエビとホウネンエビがたくさん発生したと…

窓の外からと、中から撮った写真

お父ちゃんさようならー。上の写真は映画のお別れシーンみたいだ。窓の外からと、中から撮った写真。いつもいくインドカレーの店「ルンビニ」で。上のは2ヶ月前、下のはきょう。来月もう2歳になるあかり。

目の前でさささと描いてあげる

目が覚めたら、朝いちばんにお父ちゃんところにやってくる。動画を見せろとせがむ。ただ動画を見せると、もうそればかりになる。依存症になる。刺激が強すぎる。あかりを膝に乗せて、動物や昆虫の動画をすこしだけ見せる。動画をストップモーションにして、…

「神社・寺カフェ」の報告会のご案内

「神社・寺カフェ」の報告をさせていただくことになった。この催しは、第1回目は、浜松市のみんなの創造プロジェクト、2回目はまちづくり公社の助成事業に採択された。今年の3月に、1か月かけて29の寺社が参加して行われた。一言でいうと、寺や神社と市…

カルマ・ヨーガの山里暮らし

ラブファーマーズ・カンファレンス(有機農業者の集い)が、今年も春野で行われる。今年で三回目だ。全国からはるばる春野の山里に訪れる。主催者の天野くんから、今回の企画のひとつに、マインドフルネスをテーマにいれたいという話があった。マインドフル…

怒りのシーソーゲーム

理不尽なことをされると不愉快がきわまって人は怒る。たまっていた怒りを相手にぶつける。そんなときは、被害者意識をテコにして、怒りをぶつけて攻め込む。怒るときは、勢いがある。怒りのエネルギーがさらにまた怒りを呼びこんでいく。ますます燃え盛る。…

アイガモが孵化したいう

年、アイガモ農法で活躍してくれたアイガモ君たちの一部は、くんまの農家民宿「たべや」さんが飼ってくれることになった。ゼツリンのオスがいて、ハーレム状態であった。次々と卵を産んだが、そのまま放置されて孵化することはなかった。やっと一羽、孵化し…

こんな可愛いシバヤギを

くんまの農家民宿「たべや」さんで飼われていたヤギ君だが、ほしい人はあげますと伝えたところ、島田さんがほしいと訪ねた。ところが、時遅し。もう市場に出されてしまっていた。ざんねん。けれども、「たべや」さんの紹介で新城市のヤギ農家を紹介してもら…

もともと顔の認知力が弱いらしい

親しげに話しかけてきてくれる。どうも顔なじみらしい。しかし、この人はだれだっけ? 「あ、はいはい。いや、どうも」なんて話をあわせてはみた。頭のなかでハードディスクの中を検証している。しかし、わからない。う〜ん。だれだっけ……。適当に話が進んで…

草刈りの事故 気をつけねば

おじさんが、ものすごい剣幕で怒鳴ってきた。頭から湯気がでていたよ。「はぁ?なんだろう……」。「こらぁ。おまえ、ワイヤーで草を刈っているだろう。アブないじゃないか」「ええ? 当たりましたか。それは申し訳ありません」小石が跳ねてクルマに当たったら…

紀伊山地三霊場会」の本の印刷と製本の最終手配

田んぼやったり本作ったり、チラシ作ったりしている。田んぼも本つくりも、いつもいっぱいいっぱいになってしまう。なかなか頭の切り替えも難しいところだ。きょうは「紀伊山地三霊場会」の本の印刷と製本の最終手配。文章を何度も読み返して、ルビから奥付…

不耕起栽培へのトライアル

耕さない。代掻きをしない。肥料も入れない。そういう農法がある。不耕起栽培という。となりの早川くんの田んぼは、今年、この不耕起で田植えをしていた。耕さない、代掻きしないので、雑草が生えている。前年の稲の切り株が残っている。その間に、穴をあけ…

「ぼくが発達障害だからできたこと」市川拓司著

朝、寝床で読んだ。「障害と一緒にぼくは生きてきた」の章がいい。とっても読みやすい、やさしい文体。図書館にリクエストしたときは、「いま、会いにゆきます」(映画化もされ140万部も売れた)の市川拓司さんの著作とは気づかなかった。へぇぇ、発達障害だ…

いくつかのプロジェクトを並行してすすめていくにあたって

いくつかのプロジェクトを並行してすすめていくと、混乱してしまう。時系列に記録していく。それを作業する複数の人が、共有できるようにしなくちゃいけない。書籍作りなど、とくにそうだ。どの印刷会社にいつ手配して、いつ納品で、いくらだったか。そのう…

こうして演奏すると、チェロのような響き

こうしてサン=サーンスを演奏すると、チェロのような響き。草原のチェロともいわれる馬頭琴。材料は松の木。自作したという。ウランバートルは、夏は38℃くらい、冬はマイナス30℃にもなるという。来年の2月頃にまた、来日。縁があればコンサートの企画をさせ…