過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

日本にはアメリカの軍事基地がたくさんある

こんな山里に暮らしていると、ほとんど意識することがないが、日本にはアメリカの軍事基地がたくさんある。

なんと、135か所もあるんだそうな。たとえば、東京に7つ。神奈川に16。長崎13。沖縄37。基地だけではない。訓練空域、訓練水域というのがあって、日本の空と海をアメリカに提供している。ちなみに、アメリカ軍専用基地は81か所。他は自衛隊との共用。

陸軍は、沖縄にある。海軍は、神奈川の横須賀、長崎の佐世保。空軍は、青森の三沢、東京の横田、山口の岩国にある。これらは、いざ戦争になると、まとめて編成されて出兵する。

ところで、米軍基地って、治外法権なんだろうか。そこは、日本の領土なんだろうか。

外務省によると、アメリカ軍の施設・区域は、れっきとした日本の領域である。日本がアメリカに対しその使用を許しているのだという。アメリカの施設・区域内でも日本の法令は適用される。とはいうものの、アメリカ軍自体には、日本の法令は適用されないのだ。

日本はアメリカに戦争をしかけて、完全敗北して、占領された。そのながれで、ずーっとアメリカの直接、間接の支配を受けている。いま現在も。この水脈の上に、日本の政治も経済も司法も、教育も、マスコミも位置づけられるということになるか。