「神社・寺カフェ」の報告をさせていただくことになった。この催しは、第1回目は、浜松市のみんなの創造プロジェクト、2回目はまちづくり公社の助成事業に採択された。今年の3月に、1か月かけて29の寺社が参加して行われた。
一言でいうと、寺や神社と市民をむすぶ。そのきっかけをつくりたいということだ。
ほんらいは、神社や寺は地域の寄り合いの場であった。お寺についていうと、ほんらい仏教という智慧の教えを学ぶ場であり、実践を伝える場である。それが葬送がメインとなって、訪ねるにも敷居が高い閉じた場になっている。それではもったいない。
お寺もなんとか市民とつながりたい、社会に貢献したいという思いがある。そこをつなげていけないものだろうか。
そのきっかけづくりになればいい。それが、やがてまち作りにもつながるかもしれない。そこが企画のコンセプト。
まだまだ、大きな流れには至るわけがない。けれども、つづけていくことで、すこしずつ変化が起きていくかもしれない。さいわいこの企画によって、そうした事例がいくつかみられるようになった。そんな報告もさせていただく。
こういう企画は、運営するほうとしては、収益がともなわない。広告収入とか寄付金をつのるのは、まだ難しい。というわけで、立ち上げの数回は、行政や民間企業の助成金によって、その費用を賄うということになる。
来年は3回目となるが、さてどうやって運営していこうかと思案しているところ。人的にも経費的にもパワーが必要。継続がたいせつなんだけど、実際にやっていくと、こうしてほうがいい、こんな方向がいい、むしろこんなことが楽しい、と当初の思いから、いろいろ変化していく。
報告日は7月21日。持ち時間は20分ほど。ほかに、いろいろな団体のまちづくり活動の報告がある。参加ご自由。興味ありましたら、下記にお申し込みくださいね。