過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

高い人件費率 さてどうするか

仕事をしながら、仕事を覚えていくという年末。デイサービスの事業である。
なにしろ素人で始めているので、わからないことだらけ。開業は12月1日で、やっと一ヶ月。
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レストランと違って、お客は固定化されている。
送迎付き。施設から自宅まで迎えに行き、送り届けることになる。
施設では、食事の提供、入浴介助、日常動作機能維持のリクリエーション、菜園づくりや料理、図画工作や散歩。そして、なによりお喋りを楽しんでもらう。
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売上の中身は、国保と利用者(1〜2割負担)である。
利用者はどのようにして、得られるのかというと、ケアマネージャーからの紹介ということになる。その前提として、介護保険の申請のために、各人の介護度の認定を行政が行うことになる。そのあたりが、かんたんではない。
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ということで、広告したところで、利用者がくるわけではない。
山里なら、やはり口コミだろう。利用者の方がほんとうに満足してくだされば、自然と伝わって行くとも言える。しかしそうはいっても、それなりにきちんと営業しないと売上の確保は難しい。
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売上は読める、経費も読める。
これの数字を睨んでいると、やはり赤字続きとなる。
高いのは人件費だ。まあ、事業の経費のほとんどが人件費といえる。
人件費を圧縮して、池谷家だけで必死にがんばるということになる。しかし、てんてこまいとなる。風邪をひいても休めないようなことにもなる。事故も心配。なによりサービスの質が落ちる。悪評がたつ。ジリ貧となる。
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この状態から、どこまで持ちこたえられるか。
売上の確保と拡大に努めつつ、経費を削減しつつ、人材をみつけるということになる。
というところから、スタートするわけだ。そのほかに、課題は沢山。