過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

とくに介護の仕事は、「人件費率」が高い

きょうのデイ。
経営というのは、難しい。これまでのように、自分の才能だけで食っていける道とは違う。そこが、一番の悩みどころ。
「売上と経費バランス」に悩む。「売上を上げる」ととに「経費の削減をする」。それを両輪のようにやらなくちゃいけない。
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とくに介護の仕事は、「人件費率」が高い。労働集約型だ。
で、それが有能な人材であればいいのだが、そうでないときが、悩ましい。
かといって、その方に辞めてもらい、新しい有能な人材が入ってくれるという保証もない。
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しかし、売上ダウンに向かうなか、人件費率が高いままでは、事業は継続できない。
日夜、あれこれと考え続け、試行錯誤をしていく。
人手を使わないで、機械化できるところは機械化する。たとえば、掃除はルンバで対応できるかもしれない。食器洗いは、食器洗器で対応できそうだ。
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サポーター性を導入して、聞き上手で穏やかな人に、あそびにきてもらう。利用者さんとのコミュニケーションと見守りのサポートになる。いまそのことで、あちこち人材の一本釣りをしているところ。
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法人が赤字になったとしても、池谷家の家内労働でなんとかまかなえれば、それはそれでやっていける道を考えている。多少の過密労働は覚悟の上のこと。
そこから、地道にじっくりと営業をかけていく。利用者の数が増えれば、安定して人材を雇うことができる。時給も上げることができる。
こうしたことは、じつにスリリングで、おもしろいのはたしかだ。うまくいって、あとになれば、だけどね。