過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

最低時給について

最低時給について。いろいろな政党が、最低時給を上げる、1,500円にすると公約に掲げている。あるいは、非正規社員を正規社員にするという。

実現すれば、働くほうはありがたいこと。

でも、経営するのほうからみると、それが実現したらどうなるのだろうか。

もろに経営を圧迫する。「人件費倒れ」になる。

それを防ぐには、販売価格にのせざるを得ない。結果、物価が上昇することになるか。

価格に転嫁できないときには、ムダなものをカットするしかない。零細の場合には、外に人件費が出ないように、家族で長時間労働せざるを得ないことになる。

安定した仕事があって、正規で安定したいい社員が来て、時給を上げて、そしてさらにいい仕事ができる。ということになるのが理想だと思うが。