過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

空き家の解体作業の式典からスタート

きょうは10時から空き家の解体作業の式典からスタート。

家をタダであげると発信したが、ほとんど反響がなかった。結局、ついに解体することになった。150年前の柱や梁などの古材もリユースする。実際の解体の作業は12日から。

はじめに、ぼくが祝詞(のりと)とお経をよむ(神仏和合スタイル)。神主姿じゃなくて、フツーの作業衣のままのスタイルだけど。

祝詞は心をこめて作った。禊祓いと解体の祝詞、さらには延命十句観音経と普回向を唱和。神々と土地の守護神、諸精霊に感謝をささげる。

そのあと、甘酒とお茶とお菓子で関係者が縁側で日向ぼっこしながら語り合う。神奈川から家主のご夫婦、隣家の夫婦、地元の人たち、作業者、移住者、などが集う。地元新聞社が取材に。テレビ局は、実際の解体の現場を取りたいということでも、別の日に取材。

まあこうして、すこしでも面白く工夫しながら、無理しないで安全に、と。つねに語り合いをしながら進めていければいい。こうして、一つひとつ実例を重ねながら、学びを深めていく。

午後からは、山里で起業するには、山里の資産を活用するにはという会議を船明(ふなぎら)で行う。これは毎月開催して、実務者のネットワークを作っていく。