過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

瞬間瞬間の現実に直面してダンスするしかない

「無常」はとっても創造的なありかた。
諸行無常」などと仏教で説かれると、なんだか諦観、あきらめ、ネガティブなイメージがともなう。


しかし、「すべてのものは、移ろいゆく。すべてのことが変化していく」ととらえると、ダイナミックで創造的なものの見方と思う。


とにかく、瞬間瞬間、変化していく。
いま予測したこと、計画したことは、条件が刻々と変わるのだが、思うようにはならない。


こうなるだろうと思っていること、こうなるはずだという願い、だいたいほとんどが外される。うまくいくときもあれば、うまくいかないときもある。そもそも、自分の心が変わる。


思うようにはならない、というところを「おもしろい」。そうとらえるか、「つらい」ととらえるか。
「おもしろい」と、とらえることにしている。


なので、瞬間瞬間の現実に直面してダンスするしかない。