過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

2020-10-05から1日間の記事一覧

山里の高齢化の現実は、これからの日本のありようを示す

Mさんはひとり暮らし。86歳。圧迫骨折を三度もして、背中と腰が痛くてつらい。でも、ずっと家にいたら、気が重たくなる。 「きょうは痛みが少なく、いけそうだ」。そんな連絡があれば迎えに行くというスタンス。近くなので、かなり自由に対応できるようにし…

原始仏教でいう三法印(これぞ仏教という基本中の基本の意味)

①刻々と変化する。すべては。 まずは「自分の心」が変わる。「相手の心」が変わる。 「すべての条件」が変わる。 変化するのは常のこと。だから「可能性」があるとも言える。 ②ものごとは「思うようにならない」。一部、思うようになることもある。が、やは…

孤立化していくお年寄りの橋渡し

山里は高齢化が著しい。高齢になると外に出歩けなくなる。ほとんど店も閉じているので、出会いの場というのが、なくなっていく。 お年寄りは、孤立化していく。話し相手がいない。訪ねない、訪ねてこない。お友達はテレビだけ、みたいな暮らしとなる。 -----…