過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

現実に直面することしか、現実を乗り越えられない

①現実に直面することしか、現実を乗り越えられない。直面することを避けて逃げれば、現実が襲ってくる。さらに重たくなってくる。


②人生は、今ここの現実しかない。生きるとは、いまのこの現実と直面することしかない。飛び込む、ぶちあたる。そう決めるしかない。


③ん?それって、悲壮感が漂って、必死な感じ。いや、そうでもない。とってもエネルギーが湧いて創造的なことでもある。


④ここを避けて、どこか他の世界にいきたい。あれが悪いこれが悪い。自分が正しい、相手が悪い。もしも、こうだったら。そんな思いは、観念であり妄想なんだろう。そこから現実は打開できない。


⑤現実を、瞬間瞬間として見ていく。この1分間、この10分間。そんなふうに、ユニットを細かく見ていけば、なんとか乗り越えていけるのかも。


⑥大きな「問題」としてとらえると、ひるむ。しかし、小さなユニットにブレイクダウンしていく。そうすると、ひとつ一つ、なんとかやれそうにみえてくる。


⑦ひとつこなせば、達成してしまう。そこに充実感とエネルギーが湧いて、ちょっとした幸福感が得られる。その勢いと慣性の法則で次々と波を乗り越えていく。


⑧なにしろ人生は問題ばかり。常に苦はある。問題はある。必ず問題は次々と起こる。その内容、質が変わるだけで、問題というか苦は常にある。そうきめてしまう。


⑨いまの自分の心、人の心は常に変わる。条件はどんどん変わっていく。予測は不可能。先のわからない船出こそが人生。先の見えない不安とか恐れを持ちながら進んでいくのだ。


⑩不安で落ち着かないが、それはとっても自由で創造的なこと。瞬間瞬間、現実とダンスすること。人生は自分の描いたストーリー通りにはいかない。起こってくることで、どんどんと自分のダンスは変化していく。