過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

2020-01-08から1日間の記事一覧

「狭く深く」ということにならざるを得ない

「浅く広く人とかかわる」ということで生きてきた。いわば「縁があればともない、縁が離れればはなれる」という感じ。時間があればインドやバリによくでかけた。まあ、極楽とんぼみたいな人生であった。 しかし、晩年になって、田舎暮らしを始め、家庭をもち…

お月さまを見ながらの散歩

─お月さまを見に行こう。 「うん、いいよ。行こう、行こう」 ということで、気田川沿いの堤の道を歩く。 いつものように、あかりはリヤカーに乗って、湯たんぽ入りのシュラフに包まって、顔だけだしている。 あかりは、ひとりぬくぬくしている。お父ちゃんは…