過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

首から上が詰まっている

寝つきが悪くて眠りが浅い。これは、もう何十年と続いていることだ。ああよく眠ったーーと、スッキリ起きられることは、ほとんどない。ああ、疲れたぁで起きることになる。

ある治療家に触診してもらう。「あれ? 頭打ってる。それも二度くらい」と。そうだ。交通事故で二度、頭を打っている。一度は、自転車に乗っていてクルマにはねられた。その勢いでフロントガラスを頭で突き破って、そのまま車内に入ってしまうほどの衝突。そして半年後、坂道を自転車に乗っていて頭から落ちて脳震とう、意識不明。そんなことがあった。47年前のことだ。

その衝撃の跡が、まだ残っているという。診る人がみると、すぐにわかる。そうして、その影響だと思う。頚椎の一番と二番が、ギュッと圧縮されている。つまっているのだ。

それで、首から上まで気が通らない。流れが詰まっていて滞っている。それが、眠れないことの大きな要因らしい。その上、あれやこれやといつも企画をしていて、頭の中が忙しい。仕事も多方面に手を出しすぎだよね。そのため、やり残している仕事が山ほどあって、すっきりしない。そんなこともあって、ますます首から上の流れが詰まっているように思う。

では、どうしたらよいか……。これは、もう何十年も詰まっているのだから、かんたんには気が通りそうにない。ただ、一年かけてじっくり、肩甲骨と首を徹底してほぐすこと。それにはヨーガがいい、という。ちゃんとほぐれてきたら、やっと首から上に気が通りやすくなる準備ができるということだった。

ということで、今年の大きなテーマは、首から上の気を通すこと。つまりを通すこと。まずは、徹底して肩、首、肩甲骨とほぐす。さらには、仙骨、背骨。ほぐす、ほぐす。ストレッチ、ストレッチだ。