過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

【ベッドの上が道場】2025.12.7

【ベッドの上が道場】2025.12.7
酸素濃縮器をつける。「ブシューッ、ブシュー」という機械の音。
寝転がってヴィパッサナー瞑想に入る。
息を吸う、息を吐く―ひたすら意識を向けている。妄想が起きたら、「妄想、妄想」とただ観る。
ベッドの上が道場だ。それしかないのだ。
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この冬を乗り切るのが切実な課題だ。2月までの寒さを超えねばならない。
古民家暮らしで寒さが厳しい。エアコンの暖気は心地よくない。
早めに切って、湯たんぽとシュラフ、羽毛布団を重ね、パソコンの前で寝転がっている。やることは、呼吸に意識を向けるだけ。
改装して机からすぐのところに薪ストーブと風呂場をセットした。朝方に風呂に入る。マコモ湯なので、水を取り替えなくても腐らない。薪焚きだから芯から温まる。一時間ほどは、じんわりとくる暖かさを味わう。
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風呂は体にはやはり負担だ。血中酸素濃度は80%まで下がる。脈拍数は120ほどになる。
肺は破れた紙風船のようで、いくら働いても酸素が吸収できない。壊れたふいごのように、いくら押しても空気が抜けていく。血中酸素濃度が80%になると、しばらく苦しい。動けない。かなり心臓に負担がかかる。
酸素濃縮器をつけて、数分で99%まで持っていく。脈拍は90ほどに落ち着く。
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三重の「冬」がある。
「古民家ならではの寒さ」「間質性肺炎という身体の負担」「山ほどある書類」。
ヴィパッサナー瞑想という内なる技術と、AIという外なる技術の両輪で進もうとしている。
ヴィパッサナーは何千年も前からある内観の技術。AIはここ数年で爆発的に発展した外的技術。太古の内観と最先端のAIという両極端の技術を「両輪」とし、静かに、「したたかに」生き抜こうとしている。