過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

【AIの一年】2025.12.7

【AIの一年】2025.12.7

この一年は、AIから始まりAIで終わる一年になった。来年はさらに飛躍的に加速していくだろう。
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不動産の名義変更は、AIのおかげでスムーズに進んだ。
これまで何度も名義変更をしてきたが、司法書士を使わず自分でやろうとすると大変だ。
法務局に申請に行き、修正を指摘されても、往復3時間かかる。その身体的・精神的な負担は大きかった。

申請書類を作る際、どんな書類が必要だったか―固定資産評価証明書、印鑑証明、住民票など、あれこれと揃える必要がある。

登記簿謄本の正式な住所はどこを確認すれば良いか、登記申請書や委任状の書き方、実印は買主・売主の両方が必要か、どこに押すのか、捨印は打った方が良いか―そんな確認に時間とストレスがかかっていた。

しかしAIのおかげで、そうした手間はほとんどなくなった。
どこに印鑑を押すか、委任状は建物と土地を一覧表にすれば良いか、登録免許税の計算は―そうしたことはすべてAIが的確に答えてくれる。おかげで一つ、完了した。
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法律相談、税務相談、不動産書類―こうした面では、AIに聞くことで情報を整理してもらえる。
かつて三度、裁判を経験したが、弁護士を使わないで自力でやるとなると大変だった。
ところが、いまやAIがある。準備書面の作成など、AIを使えば100倍の効率と安心感がある。専門家でなくても、法的に精確な文章を自力で構築できるのだ。

行政訴訟ですら、不可能ではない。この法案にはどんな法律上の問題があるか、AIに聞くだけで瞬時に整理してくれる。
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事務書類だけではない。創造的な文章もAIのサポートは大きい。
私の書くもののほとんどは音声入力だ。

間質性肺炎のために、だいたいは寝たきり状態だ。だから、寝転がってひらめいたことを音声で入力している。
次々と浮かんでは消えるひらめきや雑感を音声で記録し、それを文章として形にしていく。

その時にAIが力を発揮する。多少文章がガタガタしていても直してくれる。勘違いや間違いを修正せよと言えば修正し、補強してくれる。もっと要約せよと指示すれば要約してくれる。
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これからは学校教育でも、AIをどう使い倒すか、どう活用するかを主軸にすべきだろう。
迅速な回答を求めること以上に、「本質的な問い」そのものを鍛えるサポートになるはずだ。AIを「考えることを止めるツール」ではなく「より深く考えるための起点」として使い倒す。

いわば「外部脳」と「外部代理人」。「自己表現力の向上、正確な知識の獲得、物事を整理する能力、行動のための段取り―生き方の多くの部分で、AIは大きな支えになってきている。生活のインフラ」として。